カタルーニャ探訪・カルドナ_古城にお泊り
わざわざ日本から行くところではないけれど
紹介したいバルセロナ近郊の町。
今回は、バルセロナ中心部から北西に約70km、Cardona(カルドナ)という町に一泊二日で行ってきました。
目的はこの丘にある国営の古城ホテル『パラドール(Parador de Cardona)』実はここ、幽霊が出ると言われているんです!(わくわく)
カルドナへ出発
バルセロナからカルドナへは電車かバスで向かうことができますが、ホテルに泊まるならバスがおすすめです。
ここから約2時間。途中休憩もはさんでくれます。トイレは少し汚めだったので綺麗好きな方にはきついかもしれません。
ホテルにたどり着くまで一苦労
ホテルの目の前でバスを降りることができましたが…
登ったのは15分程度でしたが、荷物もあったので体感30分くらいかかった気がしました。
ホテルを探検
リセプション
まずはチェックイン。入った瞬間、眼の前の美しい窓に感動!
お部屋
一泊2人120€で、この部屋の広さは安すぎます。しかもバスタブ付き。流石、国営ホテルです!
しかも冷蔵庫もついていました!
ホテルを探検
さて時刻は夕方。
折角なのでホテルの中を探検しました。
ロマネスク様式とゴシック様式の建物です。
このホテルは重要文化財に指定されており、もともとは886年にローマ人によって建てられだそうです。以後15世紀にカルドナ公爵の手に渡り代々引き継がれてきたとのことですが、私は歴史に疎いのでそれくらいしかわかりませんでした。すみません!
そんな私でも面白かったお話を紹介します。
舞台は高さ 15 メートル、直径約10メートルのミニヨナの塔です。
11世紀、当時の城主カルドナ子爵がイスラム勢力の征服を避けるためその王子を城に招待したそうです。あるある展開の通り、この城主の娘とその王子が恋に堕ち、それを引き裂こうと娘を塔に閉じ込めました。娘はその塔でなくなり、その霊は712号室に出ると言われています。
この部屋の前を通った時物音がしたので「今はもう普通に使われてるのかもねー」なんて話していましたが、今考えればポルターガイスト現象だったのかも…??真相はわかりませんが、興味のある方は712号室を希望して泊まってみてはいかがでしょうか。
レストラン
夜8時、ホテルのレストランに来ました。
来る前は町で食べるつもりでしたが、この丘の往復はかなり厳しいと思い断念。ダメ元でレストランの予約をお願いした所すんなりOK。当日予約でも大丈夫そうです。
飲み物も入れて一人65€くらいだったと思います。ホテルのレストランにしてはかなりお安めですよね!味も悪くなかったです。
部屋に戻って、湯船につかり、幸せな気持ちでベッドに入ることができました♡ちなみに、空調の効きはいまいちなので秋冬に来るなら暖かめの部屋着と靴下を持ってくることをおすすめします。
それではおやすみなさい〜!
ホテルに泊まった感想
全体的に日本のかんぽの宿のような場所でした。古城に2人で120€(素泊まり)で泊まれ、この値段で部屋にバスタブがあるのはありがたかったです。
しかし手入れがが行き届いていない所が多いので、古城の中はただの古いホテルという印象を受けました。お姫様気分を味わいたい人には向かないかもしれません笑
あと何よりカルドナは寒いです!私は11月に旅行しましたが、バルセロナ市内の11月よりずっと寒かったです。ダウンなどの防寒具があってもいいくくらいでした。私はヒートテック重ね着で乗り切りましたが、かなりつらかったです…せめて厚手のジャケットかウィンドブレーカーを持っていけば良かったです涙
期待していた心霊現象もなく笑、普通に過ごすことができました。明日は朝からカルドナ観光に行ってきます!
つづく〜
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