韓国の危険な極右団体「白骨団」とは?

2024年末、尹錫悦大統領が戒厳令を出し市民の反感を買った。
尹大統領はわずか6時間で戒厳令を解除、謝罪もしたが、市民の怒りがこれで治まる筈がない。
これから尹大統領退陣の動きは止まることはないし、年内に総選挙もあり得る。

一方で尹大統領支持者の動きも活発化している。

実は私もクリスチャンなのだが、尹大統領支持者の中心にキリスト教団体も多いのがやるせない。

そういった中、やり取りのある韓国の団体の仲間から「白骨団」なる団体の事を聞いた。

尹大統領支持者と言えば反共青年団があるが、白骨団はどんな組織なのか?
日本のリベラルでも知ってる人は恐らくまだいないのではないか?

そんな白骨団について、韓国のメディアの記事から翻訳を出してみた。

元記事はこちら↓

(パパゴ訳なので不正確です)

2025年国会に登場した「白骨団」

大統領の時代錯誤的な戒厳宣言が韓国社会を80年代の軍部独裁に後退させ、今日(9日)国会では「反共青年団」という組織がユン・ソクヨル逮捕を阻止すると記者会見を開いた。
彼らは警察特攻隊のユン・ソクヨル逮捕が迫ると、これに反対するために官邸の前でデモを繰り広げると予告した。
最近漢南洞極右集会で得た「白骨団」という別名を置いて、これを本人組織の隷下部隊だと自負心を表した。

白骨団。名前だけでも鳥肌が立つ。
軍部独裁時代、民主化運動と労働運動の現場ごとに白いヘルメットをかぶって現れ、市民に向かって棍棒を振り回して遺体まで奪った政治チンピラ、独裁権力の副役者がまさに白骨団だった。
国民の力議員のキム・ミンジョンは反共青年団が国会で記者会見を開くことができるように助け、2025年白昼に市民は思い出すこともしたくない悪名を聞くようになった。

反共青年団は白骨団が犯した残虐行為とは距離を置きたかったのか、白骨団という名前を使用する理由が「暴力的な意味」のためではなく、「力のある組織」、「強力な手段」として見られたかったと説明した。
しかし「戦争に投入されれば同じ側としては力があること」、「警察特攻隊が投入されれば内戦の可能性が高い」という言葉を通じて整理されず、矛盾した認識を現した。すでに白骨団という名前で想起された暴力の歴史は、一日の間多くの市民に不安と怒りをもたらした。 https://omn.kr/2bsnw

反共青年団は警察特攻隊が投入されて大統領を逮捕する場合、国家安全保障に危機が発生し、極度の社会的混乱が加重されると、弾劾反対の名分と自己組織の必要性を強弁した。しかし、彼らの論理こそ大統領が一日も早く法的手続きに従って素直に逮捕に応じるのが妥当なことであることを証明するだけだ。
内乱犯に法廷で抗弁できる機会を与えるというのに、ユン・ソクヨルは極右勢力を人間の盾にして漢南洞官邸を要塞化してこれを拒否している。
国家安全保障の危機を加重し、極度の社会的混乱を招く彼らはユン・ソクヨルと彼を守るという反共青年団だ。

オーマイニュースより

また、この白骨団というグループについて、韓国のニュースを取材している方からこんな答えが返ってきた。

「白骨団は今大問題になっています。このテロ団体を引き入れた与党の女性議員は、政治学者出身ですが、度がすぎる尹錫悦支持のための行動で、野党議員は議員除名の動議を出しています。
白骨団は民主化運動を弾圧した私兵組織。民間テロ団体です。
発言している団長は不正選挙を主張するYouTuberの1人。
与党の議員の予備選挙に出た事もーあります。
尹支持派集会は圧倒的に高齢者が多いのですが、若い層もいます。
若い層の行動部隊は 極右教会の青年組織とも言われています。
新天地、サラン第一、純福音、統一教会も構成員にいます。

考えただけで鳥肌が立つ。

このようなニュースがマトモに日本のメディアで取り上げることは期待出来ない。

今後もこの白骨団という団体の動向を注視する必要があるかもしれない。

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