#と謎 まとめ

これは何?

 去年の夏に気まぐれで行ったTwitter早解き企画。某公演の小謎のボツ問を再利用した。

告知文

【告知】
 本日20:00(2022/05/18)、このアカウントで超高難易度一枚謎「#と謎」を出題します。 想定平均クリアタイムは120分~∞です。最速正解者が出た時点でその旨を告知し、約24時間後に解答受付を締め切ります。後日正解者一覧・解説を公開する予定です。
【ルール】
 個人戦となります(ギルド戦・全体戦ではありません)。ただし、最速正解者が出た以降に個人間でクローズドに協力することは可とします。 Googleformにて解答を受け付けます。解答受付は原則一度きりとさせて頂きます。
 答えは文字列になりますが、一般的な単語でない可能性があります。その際は適宜ネット検索して頂いて構いません。 問題を解くにあたっての前提知識は不要であると想定していますが、こちらもネット検索は自由に行って頂いて構いません。

出題

#と謎 問題画像

 正解者が出なかったため、24時間後に追加で手がかり画像を投稿した。

手がかり

 2日後に正解者が現れ、追加で1日分猶予を持たせたが正解者は1人だった。

解説(原文)

 まず、問題画像には5つのピースのようなものと、灰色背景に乗った矢印付きピース、枠外の矢印がありました。 右下の矢印が最終的な指示のようです。

問題画像

 いくつかのピースの中にある水色の図形の意味を分析する必要がありました。 全てのピースの形は、数個のマスの集まりとして表すことができます。水色の図形は全てそれらのマスの角、もしくはマスの中央に頂点を持つ正方形や長方形でした。

 ピースには他と水色の図形のサイズが違うものや、水色の図形が無いものまでありました。 ここから、ピースの形から何らかの法則によって水色の図形の位置が決定されているのでは?と推察することができます。(これは、手がかりとして与えられた画像が追加のピースだけだったことからも考えられます。)

 ここからはこの謎の肝となる、水色の図形が発生する条件を考察するステップです。比較的気付きやすいものは謎画像の左上・右下、手がかりの下にあるピースでしょうか。

解説画像1

 水色の図形には様々な形のものがあることから、幾何的に考察する必要がありそうです。 例えば水色の図形の辺を延長する補助線を引くと、高頻度でピースの角にぶつかることがわかります。 補助線のある状態で見ると、ピースの長い辺を斜辺とする直角二等辺三角形が多く含まれていることがわかります。

解説画像2

 これらの情報から、水色の図形は「ピースの全ての辺について、それを斜辺とする直角二等辺三角形をピース内に充填した時、それらの一部が重複する部分」を示しているのではないか?と考察することができます。

解説画像3

 他のピースでも試してみると、ピースの隙間に同様の操作がされているものが確認できます。よって水色の図形が示す位置は「ピースの全ての辺について、それを斜辺とする直角二等辺三角形をピース内に充填した時、充填に足りない/過剰である部分」です。

解説画像4(左上の画像は線を一本書き忘れています)

 法則が分かったら、その法則を試せる場所を探しましょう。不自然に矢印を避けている枠の形もマスの集まりとして見ることができます。(こちらは恐らく多くの方が気付いていたかと思います)

 枠の形をピースとして見ると、4×5と3×2のマスがくっついたものになっています。これらのマスの数は合計26マスであり、右下の矢印の順にA~Zまでのアルファベットを入れることができそうです。 この枠で先ほどの操作を行うと、二つに分かれた特殊な形の水色の図形が現れます。

解説画像5

 最後に、灰色背景に乗った矢印付きピースを使います。このピースは他とは異なり、導き出した法則が成り立たないものでした。これは最後の指示文を表していました。 2×2の形で四分割するとボウリングのスペアのマークを回転させたような4つの図形が得られます。

 先ほど水色に塗ったマスの中でそれらと一致するものを抜き出し、矢印の順に並べて対応するアルファベットを読むことで、最終回答であるSQRT(square root,平方根)が得られます。 解説は以上になります。

解説画像6

 正解者一覧はこちらです。 多くの方のご参加ありがとうございました!

正解者一覧(一覧とは)

振り返り

 解答一度きり・総当たり禁止にしたため解答者は4人しかいませんでしたが、たくさんRTしてもらえたため多くの人の目には触れたと思います。拡散ありがとうございました。
 何かしらの媒体で続編を出すと思うので、その時はまたよろしくお願いします。

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