パルカツ!-パルプカツドウ!-
私の熱いパルプカツドウ! パルカツ! はじまります♪ ヒヒッ♪
私、本兌宮雷火!中学一年生!
パルプ作家養成学校、逆噴射学園でパルカツ!頑張ってます。
☆★☆
パル・カツ! パル・カツ!
夜の学園敷地に私の声だけが響く。
幼馴染の杉矢有ちゃんに誘われてこの学園に転入したんだけど、皆より遅く始めたパルカツだから一寸でも頑張ろうって夜中の走り込みを始めたの!
噴水の側を通り過ぎようとしたその時!
「本兌宮、頑張ってるわね」
トップパルプ作家のラブ★クラフトさん!?
「おはようございます!」
※作家は徹夜仕事も多いので業界の挨拶は何時でもおはようございます、だ
慌てて挨拶を返した。
「ちょっと話さない?」
ラブさんは本当にスゴイの!
彼女の影響を受けてこの道に入った作家は数え切れないの!実は私も!
「私ね、今のパルプを取り巻く環境に満足してないの。頂点は寂しい…誰も私の場所まで来てくれない。だからね本兌宮…登って来なさい、この高みまで!」
★続く!★
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