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【安売り豆腐って美味しいの?】(4/1000)

スーパーなどでは、超格安豆腐が売られていることがよくある。僕の規準では、50円以下の豆腐を超格安商品としている。ドラッグストアやドン・キホーテでは、30円を切るような価格で売られていることもある。

僕が、豆腐に関心を持つようになってから、購入する豆腐の平均単価は280円前後じゃなかなと思う。それらの豆腐の多くは、豆腐職人が大豆の種類や品質にこだわり、その味、風味を引き出すことに、職人ならではの技術を生かした手作りの工程があるこだわりの豆腐であることが多い。

一方で、お手頃な価格で、美味しい豆腐を発見するのも楽しみになってきている。100円前後だと、意外と美味しいものがでてくる。特に充填豆腐には価格の割には逸材が多い。

豆腐にこだわりはじめると、豆腐そのものに意識がいってしまうのだが、豆腐自体の魅力の1つには、他の食材との相性の良さ、引き立て役としてのパフォーマンス力というものがある。このような場合、むしろこなれた価格帯の豆腐の方が合っているんじゃないかと思う時がある。

上の絹(充填豆腐は、会社近くの「まいばすけっと」でお昼用に59円で購入したもの。超格安一歩手前の価格だが、味は普通に食べれるレベルにある。(豆腐はあまりまずいものがないのが特徴だけど)
製造者サイドもそこは分かっていたのが、この豆腐に関しては、「いろいろなお料理に」と自ら脇役宣言している。確かに、この豆腐は決して、食べる側と向き合って自らの味自体を打ち出すより、料理との組みあわせの方が存在感はでるのではないかと思う。

豆腐の評価の仕方も様々で面白い。


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