3週間前までAxieInfinity Origin(アクシーインフィニティオリジン)を全くプレイしたことなかったプレイヤーがSeason0で何に着目して世界2位を取ったか
■はじめに
この度オリジンシーズン0で驚くことに最終2位を取ることが出来ましたTOENです!!折角なのでどうやってここに辿り着いたのかをノートに残します。文章書くのは素人なんで、構成とか流れの変な所は暖かい目で見てもらえると嬉しいです。
今回ガチでオリジンをプレイしてみて1番に感じたことは、シーズン0において最上位を目指す上での重要なことがプレイングを磨くことよりも圧倒的にメタ読み力であったということです。以下の内容は最上位の方のメタで話を進めてるのでルーンチャーム、大量のアクシーを財力の制限無く買えることを前提に話してます。ただ予算と時間の都合で目指すランク帯がもっと低い所にあったとしても基本的な考え方は一緒だと思います。次シーズン以降でも役に立つ考え方はあるはずなので是非一読いただければと思います。
■プレイングについて
皆同じようなパーティを使い出すと、細かいプレイングが上位に行けるかどうかに繋がり易くなってくると思いますが、今の所のアクシーオリジンにおいて全員が最適なパーティを使える程市場にアクシーが出回って無く個性的な構成が多いので、本当にしょうもないプレミさえ減らしていけばプレイングについては何とかなった印象です。もちろん多少勝率を底上げする細かいテクニックはいくつかありましたが大半の人は自分で気づけるくらい些細なことが多くかつ出来たところで影響度も低いので、それよりもメタを読んで勝率を大幅に向上させる方に力を入れた方が良かったです。
■メタ読みの考え方(超重要!)
メタ読みにおいては特に以下の2点をかなり意識しました。
自分が目指すレート帯にはどのパーティーとそれぞれ何%の割合で遭遇するか?
→よく会うパーティを中心に(むしろそれだけを)メタるためそのパーティはどのくらいのレートの使い手が多いのか?
→低レートの人に負けるとレートの減りが大きいので負けは許されないため
今シーズンを例に挙げるとバブルナーフ直後は耐久と毒とアクアをどれも近い頻度で見掛けたので満遍なく対策が必要でしたが、シーズン終盤になるにつれて体感7割程度がアクアパになって、次点がフューリーパ、次いでドーン&バード主体のパーティ、残りの少しが毒と耐久だったのでシーズン最終盤の対策はアクアをメタれば良く正直かなり簡単でした。
以下自分が今回のパーティ辿り着いた理由をつらつら書いてきます。多分オリジンがっつりプレイしてないと分からないレベルの単語が連発しますが何となくその位考えてたんだなって分かれば充分かと思います。
✓今回使用したパーティ
私が使用していたのは皆さんもお馴染みシーズン0で暴れまわったエンドレスアンガー入りのフューリーパです。環境に蔓延るアクアパ、耐久パ、毒パ全部に有利かつ、前衛中衛の編成自由度が高く環境の変化に合わせて構成を柔軟に変更可能なため非常に優秀なパーティでした。また単純な火力の高さも他を凌駕していたため、多くの上位プレイヤーが採用。同じ理由で私もこれを採用しました。以下各メジャーパに対する対策内容です。
⚔対アクアパ
トップ10に入ってくるとレートを上げてくのに勝率8割越え(現状維持に7割程度)が必要なのですが、前述の通り環境の7割位はアクアパだったため、こいつらに100%勝つことが出来ればそれだけで全体勝率7割に達するので対策は最重要項目でした。
フューリーパは基本的にアクアには有利なんですが、よく負けるパターンとしては
フューリー状態に入った時にそのフューリーに入ったアクシーのカードを引けず火力で押し負ける
フューリー状態に入るのが遅れてデッキが1回転後にフューリーに入るも死んだ前衛中衛のフォールンカード、アクアが混ぜ込んでくるおじゃまカードに阻害されてフューリーが無駄になる
の2パターンだったのでいかにフューリーに入るのを加速させつつ、フューリー時に安定して後衛アタッカーのカードを引きにいけるかが安定性向上のポイントでした。
途中過程は省略しますが、最終的には前衛パンゴリンを中衛ガイアでHP強化して盤面を強固にしつつ、イノセントラムと合わせて実質3枚積のコンフィデントでフューリーに入るタイミングを加速&調節、後衛は全てアタックカードにして、フューリー状態時に確実に使えるカードを引きに行く構成に落ち着きました。コンフィデントはフューリーに入れる状況でも、手札や山札に良いカードが無ければ敢えて後衛ビーストに打たないことでフューリーに入るタイミングを1~2ターンずらすことができます。ガイアは後ろのビーストへのバブルダメージを吸収するのにも役立ってましたね。ちなみにこのパーティー、プレミを極限まで減らせれば9割以上アクアパに勝てるポテンシャルはあったと思います。
この時点で仮に他全敗でも勝率7割近くに達するので、他が五分五分(フューリーパなら絶対に達成できるレベル)であれば1位を目指せるパーティは完成したと言っても過言では無く、後のパーティ対策についてはたまたまそうなったレベルなので以降は極論考慮しなくても良いくらいです。
⚔対フューリーパ
ミラーなのでフューリーの時に後衛のカードをより多く引き込めたもん勝ちの運ゲー気味でしたが、ガイアがある分最上位で流行りの全体攻撃系のパーティには有利取れてたと思います。こちらはアクアより会う頻度が極端に少ない&高レートの使い手が多く、負けてもレートの下げ幅が大きくないのでそこまで対策らしい対策はしてないです。アクアが減ってこのパーティーが増えてくるならコレクト&シールドルーンのバグを中衛に採用して、フューリー時のドロー安定化と爆発力向上を検討するつもりでした。
⚔対バード&ドーンが主体のパーティ
ドーン、バード主体のパーティは採用チャームの消費ポイントが大きい&シャーディとホーリールーン採用のパーティならルーンによる防御能力皆無で、耐久力が低い事が多く、ダブルトークやピジョンポストで上手く後衛アタッカーを封じられたとしても、ヒドゥンレイザー+チャビーの全体ブリードのおかげでどんどん体力減らすことができます。なのでフューリー発動出来なくても前衛と中衛だけのゴリ押しで十分押し切れるため、結構有利はついてました。このパーティーは火力も低く、ガイアで高まったこっちのHPを減らすのも辛そうでしたしね。こちらもアクア程は見掛けないのと高レートの使い手が多いので対策は特に意識してないです。
⚔対毒パ
大量のコンフィデントで毒を消せるのでほぼ100%勝てます。最終系パーティーでは負けた記憶なし。高レートの使い手も見かけるので、たまに当たるとレート上げにかなり貢献してくれました。
⚔対耐久パ
耐久については本当は前衛と中衛の角をデュアルブレードにすればより安定したと思いますが、市場にドンピシャのアクシーが存在しなかったのとそうでなくても高い勝率は有る&シーズン最終盤ではほぼ見掛けなかったのであまり気にしない事にしました。ただ値段が安いからか低レート帯の使い手が多く、負けるとレートの減りも大きかったので正直まれに会うとかなり嫌なパーティでした。今回上位を目指す上での致命的なウィークポイントであり、パーティに改良の余地があった部分でしたね。ここをクリア出来てれば1位も捉えられていたかもしれません。
✓その他所感等
以上最終的にはかなり満足のいくパーティに仕上がりましたが、途中真ん中コレクトバグにしてドローを安定させようとしてみたり、前衛コレクトバグ中衛ガイアプラントにしてドローもHPも安定させようとしてみたりと合計20回とかのレベルでパーティ変更あったと思います(それぞれに試運転の時間が必要なので時間めっちゃ喰います)。ただどれもHPが足りず轢き殺される、フューリー発動前に前衛バグが死ぬ事がある等の理由でアクアパに全勝のポテンシャルが無かったので、良いパーティーではありましたがボツになりました。ただこれらはフューリーパに有利度が上がったりはするのでラダーとはまたメタが変わる大会とかではかなり使える可能性を秘めたパーティだったと思います。
ちなみに今回、自分が比較的低予算で200位以内程度を目標にするなら多分アクアパ or レックスルーンのフューリーパ or プレデタールーンのビーストパにして、妥協個体が混ざってるパーティを確実に倒してレートを稼ぐことに主眼を置いていたと思います。(終盤のこの辺りのレート帯はあまり詳しくないのであくまで予想ですが)。目標が1000位以内とかでもこれらのパーティを採用したと思ってますが、その場合はさらにパーツとチャームの妥協度を上げて安く抑えるとかしてたと思いますね。
来シーズンにまたナーフ等が来れば当然メタは変わるでしょうが、冒頭に述べた通りどのパーティーに何パーセント遭遇するか?そのパーティを使う人は大体どのくらいのレートに居ることが多いのか?って所に焦点を当てて対策を練るって事に変わりは無いと思ってます。
■さいごに
長ったらしい上に文字だらけになってしまいましたが、これを読んでくれた方がより上位に行けるキッカケになれば良いなと思います。シーズン1はは賞金も凄まじいですしね。最後まで読んでくださってありがとうございました!