10年やってみてわかった、最も効率が悪いTOEIC勉強法3選
TOEICの勉強を10年続けてやっと目標だった800点を超えることができました。
ずっと独学で勉強していたので、大きな迷路の中をさまよい続けていました。
そんな10年間の勉強の中で、効率が悪かったなぁ…と改めて思う勉強法がありますので紹介します。
1. TOEICに特化しない
2. 語彙力を増やさない
3. 文法知識を増やさない
これらの行き止まりにひっかからないようにゴールに進めば、効率よくTOEICという迷路から脱出できます。
TOEICの勉強を始める前にしっかり把握していきましょう!
1. TOEICに特化しない
これは一番効率が悪い勉強法です。
TOEICのための勉強をするのに「英語全般を勉強してしまう」ことです。
TOEICに出てくる単語や文法は英語の全てではなく限られています。
それはわかっている。
だからTOEICの問題集を買って勉強しているのに点数が上がらないんだ…。
ということがありますよ?
僕は600点台までこれをやってしまっていて、たくさん無駄な教材を買ってしまいました。
TOEICに特化した本というのは、TOEICを知り尽くしている人が書いた本です。
英語ができる人が書いた本ではありません。
TOEICの試験を何度も受けていて、極めている人です。
「TOEIC」と書かれた本なら何でもいいわけではなく、しっかりと見極めて勉強する必要があります。
2. 語彙力を増やさない
語彙は言葉の土台です。
日本の赤ちゃんは小さい時にたくさんの単語を聞いて、単語から話せるようになります。
たくさんの単語を覚えた後に単語を話し、そして文章になっていきます。
このように英文を読むにも単語が大切です。
TOEICで点数を早く上げたい人はまず語彙力を増やすとリスニングもリーディングも効果的に上げていくことが可能です。
僕は英単語を覚えるのが苦手で書いて覚えるしか覚えられません。
しかも同じ単語を何度も何度も書かないと覚えられません・・・。
ですので、語彙力を増やすことから逃げていました。
そうしてTOEICの問題を解いていると、知らない単語が出てきて止まってしまい解けないんです。
700点までは必ずこうなってしまいます。
700点を超えると、ある程度知らない単語があっても飛ばして文を理解することができるようになります。
500点〜600点台ではまずは語彙力強化に集中することが大事です。
3. 文法知識を増やさない
文法から逃げるとリーディングの点数は絶対に上がりません。
リスニングパートは簡単な英文法であったり、パート別にある程度決まったしまった英文法が出てくるので点数を上げることができます。
僕はリーディングパートが苦手だったので600点台まではリスニングばっかり勉強していました。
こういう勉強法をしてしまうと、600点台で止まってしまうんですよね。
リーディングパートはいきなり文法問題のパート5から始まります。
パート7は苦手なままでも、語彙力を増やして文法をしっかり勉強していけば700点は超えることができます。
まとめ
僕は10年もTOEICの勉強を続けていたのですごく遠回りをしました。
中学英語を理解しているレベルから始められるのであれば、まず効率化がいい勉強法を調べるところから始めるべきです。
1. TOEICに特化しない
2. 語彙力を増やさない
3. 文法知識を増やさない
つまり、この逆が成功の道だということです。
これらを意識して、適切な教材を買い、毎日の勉強に取り組めれば効率よくゴールに向かって進むことができます。
時間は有限なので、できる限り最短でゴールまで到達しましょう!