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2拠点生活について 〜準備編パート3〜

前回では森林保全NPOの理事さんから小畑さんを紹介してもらう事になったところまで話しました。今回で準備編は最後になります。

小畑さんとの出合い

僕は数回通った森林保全NPOの理事さんからの紹介を受けた次の週に、早速小畑さんの家にお邪魔しました。
小畑さんは、森林保全NPOの活動地域の隣の集落にある古い民家に一人暮らしをしている40代の男性で、イメージとしては一言で言えばヒッピーでしょうか。。
仙人かな…でも若いし、穏やかさのオーラが漂っている都会には間違いなくいないタイプの人というのが最初の印象です。

挨拶もそこそこに、僕は自分の熱意を一方的に語りました。
今思うと、本当に自分の事ばかり考えていたな…と反省しきりなのですが。
しかし、初対面なのにも関わらず小畑さんは僕の話を親身に聞いてくれて、僕が知りたい事、やりたい事の話に、的確にアドバイスをしてくれました。

その日から小畑さんと仲良くなり、その後は小畑さんを通して集落の様々な人たちと次々に出会う事ができるようになっていきます。
今では僕は小畑さんを師匠と仰ぎ、何かあればすぐに相談できる頼れる存在として慕っています。

僕の2拠点生活は、小畑さんとその集落との出会いから始まったのでした。


ザックリとした感じで綴ってきましたが、今ではこの集落に毎週のように通い、毎回新たな発見や癒しや驚きに満ちた時間を過ごせるようにまでなりました。
次回以降では、この後に集落の中に自分の小屋(拠点)を持てるようになるまでの話も書いていこうと思います。

要点まとめ

さて、ここまでダラダラと書いてきてしまったので、最後に準備編の要点をまとめておこうと思います。
今後行動を起こす際の参考にしていただければ嬉しいです。

田舎に拠点を持つための、僕なりのまとめ

①場所:自宅から1時間圏内の、比較的「村」と呼べる位の人口密度の有る場所を探した方がいいと思います。
②情報収集:行政のサービスを探すのもいいですが、NPO等の民間で活動している団体に参加してみると情報が得やすいように思います。
③行動:自分なりに、住んでみたい場所や活動してみたい場所を回ってみてみるのも良いですし、その土地の直売所や公民館のような場所に行ってみるのも良いかもしれません。その土地の人たちと仲良くなれる場所を意識しながら。
もう一点、最低限の礼儀作法は必須です。失礼な人には誰も寄ってきませんからね。
④運:僕はたまたま1年そこそこで拠点を見つける事ができましたが、「運」「タイミング」に因る所もかなり大きいと思います。気長に待つ事も必要かもしれません。
⑤メンタル:最初にも書きましたが、「好き」である事を超えるモチベーションは僕は無いと思っています。だから、自然が好きな人や移住したいと思っている人は迷わず行動するべきだと思います。

準備編の最後に

自分が巡り合えた人たちとの「縁」を大切にすることで、自分が巡り合った地域の見え方も大きく違って見えるはずです。もちろん、苦労してたどり着いた場所なんですから、それはもう格別の思い入れが有るでしょうしね。
もしかしたら行動してみた結果、そのタイミングでは拠点が見つからないかもしれませんが、それは決して無駄な事では無いと思います。
無理の無い範囲で、行動してみてはどうでしょうか。

さてさて準備編が終わったので、ここからは集落に落ち着くまでのお話を書いていく予定です。
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