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【トドさんすう】「10まで数えられる=10まで理解している」ではない

幼児期の数の概念の学習は、子どもの知的発達において重要です👀✨この時期に培われる数の理解は、後の数学的思考や論理的問題解決能力の基盤となります。そもそも「数の概念」とは何でしょうか?

数の概念とは、数を理解し、使うための基本的な考え方や知識のことです。いろんな分け方がありますが、今回は以下の要素に注目してみましょう!

  1. 数の認識:物の数を数えたり、数字を見てその量を理解すること。例えば、「3」という数字が3つの物を意味することを知ることです。

  2. 数の順序の理解:数字が順番に並んでいることを理解すること。例えば、「1、2、3、4、5」と数えるとき、数字の順番が決まっていることを理解します。

  3. 数量の比較:2つ以上の数を比較して、どちらが多いか少ないかを判断すること。例えば、「4つのリンゴは2つのバナナよりも多い」と理解することです。

  4. 簡単な計算:基本的な足し算や引き算をすること。例えば、「2つのりんごにもう1つ追加すると、全部で3つになる」といった計算です。

例えば、10まで順に数えられるのに、「これ何個?」と尋ねると全然正解できないというお子さんがいるとします。それはただ1〜10を歌のように覚えているだけで、「1つだと1、2つだと2」とは理解していない状態なのです。数字を見つけて3を指差しながら「5」と言ってしまう子も同様で、数を認識できていないのです。これは幼児期では当たり前のことで、どうしようと悩むものではありません😄

数の概念は、子どもたちにとって日常生活で使う重要なものです。1から順に数えられるようになると「30秒で交代ね」とお約束もできますし、数量を理解できたら「〇〇くんの方がおやつが多い!」などと喧嘩になることもありません(それで納得するかはお子さんによりますが😅)。

この数の概念は、わざわざ学習しようとしなくても、乳児期から徐々に形成されていきます。最初の段階では、音やリズムを通じて数を認識します。例えば、手拍子やリズム遊び・手遊び歌は、数の概念を理解するための初歩的なステップです。野菜の数を数えながらお買い物したり、「ホットケーキに卵2つ入れようね」とお料理するなど、おうちの方と一緒に何かをするという体験をすることも記憶に残りやすくて良いです。

絵本でいうと「はらぺこあおむし」は、数をテーマにしたストーリーを通じて子どもに数の概念を教えることができます。また、数え棒やパズル、数をテーマにしたボードゲームなどのおもちゃも有効です。これらの道具を使って遊ぶことで、子どもは楽しみながら数を学ぶことができます。

と言っても、数え棒はすぐバラバラになるし(なくなるし😅)、ボードゲームは一緒にやならいといけないから時間取られるし・・・具体物をいつも使うのは大変ですよね💦 そこでアプリを有効活用してください!
今回はトドさんすうのゲームから、比較・順序を学べるゲームをご紹介します!


100マスクイズ(100 Board Quiz)

「18より1大きい数」を答えさせるクイズ。これは数の比較のゲームです。100マスのうち、最初からすべてのマスが開放されているわけではなく、必要な分だけが点灯して選択できる仕組みです。「じゃあ表示しなくていいのでは?」と思われるかもしれませんが、「まだまだ続きがあるよ」と先を見せてあげるのは大事なのです。

これは幼児の数数えでも同じことが言えます。つい「まだ10までも正しく言えないのに、その続きを言っても仕方ない」と思って1〜10までのカウントにしがちですが、小さい頃からその続きを唱えてあげるだけでも、「数って10までじゃないんだ!」ということを理解できます。また、カウントダウンする時も同様で「3、2、1、0」と0まで言ってあげると良いですね。大きくなってから0の概念を教えてあげるのはなかなか難しいものです。

さて、ゲームの話に戻ります。100まで開放されるとこんな感じです!迫力がありますね〜。慣れるまでは数字探しのゲームになります。

難易度が上がってくると、100マス全てを使った比較のゲームになります。大きい・小さいだけでなく、「〇と〇の間」などの問題も出てきます。例えば、9の次が10なのはすぐにわかりますが、「29の次は何だっけ?」や「79の次は何だっけ?」と躓いてしまうお子さんは多いですよね。そんな時は何度もこの表を目にすることで、数の性質と規則性を自然と理解できるようになります。

くだものストン(Wandering Caterpillar)

「え?くだもの?」って思いますよね😅 実はこれ、最初は大きい方から順に整列していたアオムシくんですが、果物がストンと落ちてくることで体のパーツの順番が入れ替わっちゃうというお茶目なゲームなんです。最初はパーツの大きいものから小さいものへ整列させるゲーム。黄色い枠でヒントが出てくるので、初見でも何をすべきかわかりやすいですね!

今度は大小あるパーツに数字がつきました。前の問題と同じように大きさだけで並べていると、気づいたら数字も整列できている!自然と順序を学んでいくのです。

さてお次は・・・パーツの大きさが同じ!でもこのステージまで来れたのですから、きっと数の順序を習得しているのではないでしょうか?😆 もしまだ難しそうだなと思ったら、前のステージを繰り返し学習するといいかもしれません。

エサやりのじかん(Feeding Time)

等号・不等号が出てきて「いきなり幼児にこれは難しいのでは!?」とびっくりする方もいらっしゃるかと思います。でもお子さんの様子を見てください。楽しそうにニコニコしながらやってますよね✨ 一見「難しそう」と感じるのは、私たちがこれを学校でお勉強として学んできたからだと思います。

もちろん最初からすんなり理解する子はいません。「何これ?何するの?」と思って適当に押してみて、間違ったら別のを選択して、うまくいったら「大きい方にこの記号の開いてる方を向ければいいんだ!」とその法則に自分で気づくのです。

正解した時の、この大胆な口を見てください!まさに不等号マーク!視覚的にもわかりやすくて可愛いのが、このゲームの人気の秘密ですね。すごく嬉しそうな顔❤️ 見ているこちらまでハッピーですね😍

じゃあイコール(等号)の場合はどうなるの?という方・・・ぜひゲームでお確かめください✨

最初は果物でしたが、途中から数字になってきます。安心してください。数字でもちゃんとおいしく完食してくれるいきものたち🦕🐊🦛
そして、果物が並んでいる時も、答えのタイミングで数字をきちんと見せてくれるので、いきなり数字が出てきて「嫌だ!」とならず、移行もスムーズになると思います。

上級ステージではこんな問題も出てきます!足し算をしてそれを比較する。こんな複雑なことを楽しくできるのが、このゲームのすごいところだと思います!


お子さんのお気に入りのゲームは上記で紹介されていましたか?😆ステージが上がっていくとどんどん別のゲームみたいになっていくのがトドさんすうのフリーモードの面白いところだなと思います。
保護者が常に見守らなくてもお子さん1人で進められるアプリなので、「こんなゲームがあったんだ!知らなかった💦こんな狙いがあったんだ!」というお母さん方も多いかもしれませんね。紹介しきれていないゲームはまだまだたくさんあるので、また後日ご紹介していきます!


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