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勝手に企業紹介~ダイフク~

みなさん、こんにちは!
とどろきでございます。


急ですが、タイトルの通り、勝手に企業紹介します。

私が興味のあるメーカーを適当に選んで、1週間に1度くらいのペースで企業紹介していけたらと思います。

この記事を読んでも、この会社に対する志望動機は書けるようになりませんが、日本の製造業に興味を持つきっかけになったなら幸いです。

本記事の情報ソースは全てネットに転がっているもので、企業HP、IR情報、過去の日経新聞記事からまとめています。

栄えある第一回目の企業研究したメーカーは「ダイフク」です!


ダイフク????


大福????

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ではありません。ダイフクの人事の方、一回はこのボケやってそうですね(笑)


さて、本題に戻りますが、

ダイフクについて紹介していきます。

■企業概要

設立: 1937年5月20日
従業員数:10,863人 (グループ計 / 2020年3月31日現在)
連結売上高:4,436億9,400万円 (2020年3月期)
事業内容 :物流システムに関するコンサルティングとエンジニアリング
および設計・製造・据付・サービスなど
主要拠点(国内)
本社:大阪市西淀川区御幣島3-2-11 〒555-0012
東京本社:東京都港区海岸1-2-3 汐留芝離宮ビルディング 〒105-0022
滋賀事業所:滋賀県蒲生郡日野町中在寺1225 〒529-1692
小牧事業所:愛知県小牧市小牧原4-103 〒485-8653

会社HPより

技術系はほとんど滋賀でしょうね。まあまあ駅から遠いっぽいので、おそらく車が必須かなという印象です。けっこう規模が大きい会社です。平均年収は某サイトによると759万くらいとのことでした。

■なんの会社?

マテハンという言葉だけ覚えておけば良いかと思います。

あまり聞きなれない言葉ですが、マテリアルハンドリングの略です。
マテリアルハンドリングというのは

「工場・倉庫・店舗などで物資の移動・保管をするハードとソフトのすべて」を指す言葉。

ということです。要は物流を扱う機械・ソリューションを提供している会社ですね。

■キーワード

会社の新卒採用ページにはなかったんですが、IR情報を見ていると以下のキーワードがありました。
マテハン以外だと
無人物流
止まらない
という言葉がキーワードとなってきます。

無人物流は、保管/搬送を自動で行えるシステムを提供しているということです。

止まらないは、システムが一時的に止まると、最終的に消費者に荷物が届くのが遅れてしまうので、莫大な損害が出てしまいます。そのため、連続運転しても止まらないということが重要なんですね。もしAmazonで頼んだ品物が指定日に届かなかったなんてことがあったら大問題ですよね。

■事業

6つの主要事業があります。

①FA&DA(Factory & Distribution Automation 一般製造業・流通業向けシステム)
②eFA(Electronics Factory Automation 半導体・液晶生産ライン向けシステム)
③AFA(Automotive Factory Automation 自動車生産ライン向けシステム)
④ATec(AirportTechnologies 空港向けシステム)
⑤AWT(Auto Washing Technologies 洗車機・関連商品)
⑥Contec(Electronics 電子機器)

それぞれ説明すると
①FA & DA : 全体売上の30%くらいを占めている事業。
格納して、運んで、仕訳けてを自動で行う機械・ソリューションを様々な顧客(食品、薬品、化学)向けにカスタマイズして提供しているとのこと。下図のようなことをやっているそうです。しかも製品は全て自社製です。技術力の高さと幅広さがうかがえますね。
流通業は人手不足ですので、このような自動化されたシステムを使うことで物流の省人化&効率化に貢献しているとのことです。

IR情報より

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②eFA:全体売上の30%程度を占めている事業。

半導体/液晶/有機EL工場にクリーンルーム専用の保管・搬送システムを提供している。かなりデリケートなものを動かすので、低振動化、高クリーン化が求められている。かなり参入障壁高そうですね。また消費電力ダウンを目指すしているのもウリになっているみたいです。

③AFA:全体売上の20%程度を占めている事業

自動車組立工場の搬送設備。プレス・溶接・塗装・組立など自動車生産工程の全域にわたり、自動車のボディを搬送するシステムを提供しています。

④ATec:全体売上の15%程度を占めている事業

空港向けシステムで、手荷物搬送ラインを中心に、セルフ手荷物チェックインシステムなどを提供している。半導体の次の成長の柱としてこの事業に力を入れているそうです。

⑤AWT、⑥Contecは売上も大きく占めていなかったので割愛させていただきます。

■顧客

事業で示した通り、食品、薬品、化学、自動車、半導体、空港などなど、いたるところに展開しています。物が動くところにダイフクありといった感じですね!また会社HPでも公言されていますが、海外売上比率は72%とグローバル企業であることが分かります。

■競合

競合は国内ですと豊田自動織機、海外ですとドイツのSchaeferが大きな競合となっています。国内ですとマテハン業界では無双状態、海外ですとトップと1,2位を争うほどのシェア率を誇っています。

ダイフク世界シェア

Youtubeより

■興味を持った理由、興味をもった技術

・コンサルティングまでやっているところ
営業活動だけでなく、コンサルティングまでやっており、それを公に宣言している会社はあまりないですね。確かに営業でもコンサルティングっぽいところまでやることはあるかもしれませんが、ここまで明言するのは珍しいですね。

止まらないために取り組んでいること

止まらないために取り組むことの一番難しいところは、製品をリリースする前にいかに止まらないことを検証するかにあります。
そこを「Sym3」という仮想環境検証用ソフトウェアを使ってシミュレーションして長期間を想定した検証を効率よくしているそうです。
またIoT技術を使って、製品が故障しても故障個所の特定を行い即座に復旧できるような仕組みを入れ込んでいる。止まってはいけない現場では必須技術となってきますね。。。
IR情報より


・COVID-19のために伸びているらしいこと

企業の間で「新型コロナウイルスの感染を予防しながら事業を続けるには人と人の接触を極力減らさなければならない」との認識が広がったため、工場などの一段のデジタル化や自動化を後押ししているらしい。
日本経済新聞より


■まとめ

いかがでしたでしょうか?
物を動かすところにダイフクあり
マテハン
無人物流
とまらない
ということだけ覚えておいていただければ幸いです。

何度も申し上げますが、本記事は全てネットから拾ってきた情報です。社会人のコネで・・・みたいな情報は一切ございません( ´∀` )

従いまして、ダイフクの従業員から見たら「そこ違うよ!もっと進んでるよ」みたいなこともあるかもしれません。

そこは説明会やOB訪問で確かめていただければと思います。

以上となります。もしご不明点、コメントがあれば、本記事へのコメントかtwitterもやっておりますので、是非ご連絡ください。



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とどろき
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