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轟豪之介
2022年1月2日 12:36
それは登校している時だった。私はちょっと私生活でストレスを感じていて、気分重たく通学路を歩いていたんだけど、その途中にある鈴村商店の軒下にスマホを見ながら立っているみかの姿を発見した。みかは根っからのギャルで、明るい茶髪と黒い肌が遠目からでもよくわかる。みかは視線を感じたのか、ハッと顔をあげ、私と目が合うと人懐っこい笑みを浮かべて手を振ってきた。「さやか。おはよう」「おはよう。どうしたの