本を31冊売った、3030円になった

　先週本を売った。最近引っ越すから少しでも荷物を減らそうと思ったから。
　うっすらと内容を覚えているいつ買ったか分からない本が10冊、もう随分と続きを買っていない漫画の単行本を21冊。最初は売ろうと思ったけど本をパラパラと軽くめくって、これは売らないでおこうと思った本が33冊。
合わせて31冊を売った。
　これまた随分と使用していないアディダスの黒いボックスバックパックに本を積み、近くの買い取り店に赴いた。
　入店してすぐの場所に買い取りカウンターが有り、そこで本の査定をお願いした。査定が終わるまで適当に商品を見ていると随分と前に売った本をみつけた。正確には、随分と前に売った本と同じ本だ。
　懐かしいなぁと思ってその本を手に取って少しめくってみる。パラパラとめくると査定が終了したという店内放送がはいった。それを聞いて何の惜しげも無くもとの棚に戻して買い取りカウンターに向かった。
　2000円くらいになるといいなと思っていたけれど、買い取り金額は3030円だった。意外といったなぁと思って手続きを済ませて店を出た。もらったレシートには、余り期待のしていなかった本が良い値段で売れていた。どんな内容だったか特には覚えていない本である。
　頭をひねって内容を思い出しながら帰路についているとコンビニがあった。その本にコンビニスイーツを買うと良いというような内容が書いていたような気がしなくもなくもなかったし、なんなら書いてる気もしてきたしスイーツが食べたかったのでコンビニに入ってスイーツを買った。
　コンビニから出て、帰宅してから食どれをべようかと頭を悩ませる。
　その日も晴れていた。