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なんだよこれ、最高かよ。セントビンセントのお部屋紹介#DAY22

セントビンセントにようやくやってきた。セントルシアから飛行機で20分。道のりは長かった。国の雰囲気は、セントルシアよりきびきびしているように見える。細かいところでいうと、歩く速さがセントルシア人より早い。そしてとてつもない肥満率が少し低い。すべて主観で、たかだか数時間の街歩きの肌感覚だけれど。

それでもたしかなのは、セントルシアよりもあらゆるモノの種類が多く、お店の数も多い。活気がある。とても。あー、好き。

ただ、せっかくクラフトのペーパーバスケット作りがんばろうと思ったけれど、これ通用しないのではと疑念がよぎった。というのもぼくは、あれがセントルシアで金のなる木になったのはセントルシアではモノの種類も数も少ないからではないかと思っているからだ。

ところが、ここではモノの数も種類も多く、街歩きだけで楽しかった。もっと生活していくと違うのかもしれないけれど、初見でそう感じた。

うわぁー、セントビンセント楽しいなーと感じつつ、内心で暗雲が立ち込めていた。

さて、それでは今日のメインイベント、お宅紹介へ移ろう!

ぼくが2年間過ごすお家。事前にオーシャンビューというのはわかってたお家。すごいなんでもあると言われたお家。「すごいなんでもある」とは?

トップ画はぼくのお家の玄関からの景色。

そしてお部屋がこちら。

おっしゃれー!!

わーい!ぼくは寝そべることができるサイズのソファが欲しかったんだ!

小高い丘の中腹だから窓からの景色も良い。

そしてキッチン。ジブリかと。女の子ですね。食器類も調理器具も山ほどしかし小ぎれいに棚の中に収納されてる。マルコム(大家)曰く、生活感は見えない方がおしゃれだからね。

バスルームでさえ、このかわいさ。ひげ面のおじさんが住むのにね。もったいないね。そして温水シャワー。ばんざーい!

ごめんよ、マルコム。最初会った時、麻薬王だ!なんて思ってしまって。パンチパーマで中南米の鼻の高い濃い顔で腹の出たおじさんはぼくの中で麻薬王なんだよ。ネットフリックスで麻薬王のドラマいっぱい観て予習してきたから。

少しリアルに邪推すると、たぶんAirbnbをやっていたんだと思う。けれど、セントビンセントという国としての立地の悪さ、客層の違いからたぶんそれほど稼働率は高くなかったと見える。そんなときにJOCVだなんだと何もなければ2年間も住む!なんて輩が現れたもんで、手を上げたんじゃないかな。(だってH君の部屋との差が大きいんだもの、ごめんよ)

とにかく、ぼくとしてはうれしい限りのことだし、マルコムにとっても老後の貯えのたしになるしでWin-Winということになる。

あとは、職場までどれくらいかかるのかと、ビーチまでの距離が気になるところ。観光のパンフレットじゃサーフィンができるとあったから週末はサーフィンかダイビングで気晴らしでも良いかもしれない。

あぁ、楽しみだなぁ。

いやぁ、これはアフリカとかインド・ネパール勢から嫉妬されるなー。

いや、嫉妬してくれ!

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