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トドが世界の小国から 第2回 ナウル共和国

唐突な新シリーズ「トドが世界の小国から」。ワイが世界のオモロイ小国紹介するわ。ソースは、Wikiと2chやけどwww


世界BMIランキング

いきなりやけど、BMIって知っとる?

「ボディマス指数(ボティマスしすう)とは、体重と身長の関係から算出される、ヒトの肥満度を表す体格指数である。一般にBMI (Body Mass Index) と呼ばれる」

体重がw[kg]、身長が h[m](cmではないことに注意)の人のBMIは、

BMI=w/(hxh) 

で計算されるんや。でな、この数値で、肥満度が分かるゆう話やねん。

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こんなや。まあ、日本やと、22が標準。25以上やと肥満。要するに、3ポイント違えば、もう標準から肥満になってまうんや。ちな、18.5未満が低体重や。

でやで、BMIの世界ランキング、気になるやんか。なるやろ?!www

見てみようや。

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どーん。第1位は、ナウル共和国!BMIは31.6。デブもとい肥満ばかりの印象のUSAすら、BMIは28.9。まあ、28.9も相当なもんや。なにせ普通が22、肥満が25なんやから、そこよりも更に4ポイントも上ゆうことは、「肥満から見ても肥満」。それがアメリカ人。しやけど、そっから更に3ポイントも上、「『その肥満から見ても肥満』からみても、さらに肥満」。それがナウル人。

すごいやろ。

ちなみに、ナウル共和国は、糖尿病羅漢率も世界一で30%を超えとるゆう話や。

すごいやろ。

けどな、まだあんねん。失業率。なんと、90%超。日本の2017年5月の失業率3.1%の30倍。で、仕事もっとるやつの95%は公務員。要するに政府関係者ばっかりやねん。

世界一肥満が多く、そして世界一糖尿病が多く、そして、みんなニート。それが、ナウル共和国。

しかもな、驚くで。

実はな、ナウルは今、世界一貧乏な国の一つやねんけど、80年代には世界で一番金持ちの国やったんやで。GNP世界一。マジやでwww

ちゅうわけで、今回はナウル共和国に迫ってくで。ソースは、Wikiと2chやけど。


そもそもどこやねん?

ナウルは、ハワイとソロモン諸島の間、、、よりはソロモン諸島よりの太平洋の真ん中にある国や。地図でゆうとここやな。

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、、、まあ、分かりにくいわな。この辺やねん。左下がオーストラリアやで。

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ちょっとWilkiから引用してみようか。

ナウル共和国(ナウルきょうわこく)、通称ナウルは、太平洋南西部に浮かぶ珊瑚礁のナウル島にある共和国で、イギリス連邦加盟国である。国土面積は21km2であり、バチカン市国、モナコ公国に次いで面積が小さい。また人口も、国際連合経済社会局人口部の作成した『世界の人口推計 2010年版[2]』によると10,210人であり、バチカン市国、ニウエ、ツバルに次いで人口が少ない。(Wikiぺディア「ナウル共和国」)

なんか、いかにも太平洋の楽園ぽいやんか。けどな実は、太平洋諸国の中で唯一、島の周りに珊瑚礁が形成されてへん国なんや。

ディズニー映画「モアナ」を観とるやつは知っとると思うけど(ちな、モアナは、キスシーンのない次世代のディズニープリンス映画や。おもろいでー)、島って珊瑚礁に守られとって、珊瑚礁の内側(ラグーン)なら波も穏やかで、泳ぐにしても、船出すにしても危ないことないし、魚も貝もぎょうさんおってむっちゃ生活しやすいねんな。けど、珊瑚礁の外は波もきついし、むっちゃ危ないやろ。

ナウルは、最初から珊瑚礁がないところやから、ラグーンで魚採ったり出来ひんのや。太平洋に囲まれとるのに、他の太平洋諸国と違って海の幸の恩恵にあずかりにくいゆうのが、微妙にナウルでの生活を難しくしとるんやで。そんな中、それでもナウルは先祖代々、太平洋の中での生活を築いてきたんや1960年代までは。

1968年にイギリスから独立してから、ナウルはすごいことになってまうんやで。まずは、ちょっと歴史見てみよか。


ナウルの歴史(独立まで)

Wikiからの抜粋・編集版や。

ポリネシア人とメラネシア人がナウル島の先住民である。
1888年 ドイツ領となる。翌年、豊富なリン鉱石が発見された。
1906年 リン鉱石の採掘が始まる。
1914年 第一次世界大戦の過程でオーストラリアが島を占領。イギリスの支配下に入る。
1920年 国際連盟委任統治領となる。イギリス、オーストラリア、ニュージーランド3国の委任統治下にあったが、リン鉱石はイギリスが採掘していた。
1940年 第二次世界大戦が始まり、ドイツの仮装巡洋艦がナウルのイギリス商船を攻撃。
1942年 大日本帝国が占領。陸上航空基地が設営され、第六十七警備隊と横須賀鎮守府第二特別陸戦隊がおかれた。
1946年 1月1日にアメリカ合衆国が占領。
1947年 国際連合信託統治領になる。
1968年 1月31日、イギリス連邦内の共和国として独立(1970年まではリン鉱石の権利がイギリスに残っていた)。ナウルの首長、ハマー・デロバートが初代大統領になる。

独立するまでは、いろんな国に占領され取るんやな。日本ちゅうか、大日本帝国も占領してたことあんねんて。それが縁で今でも援助が細々と続いとるみたいや。

でな、大事なのは、ここで出てくる「リン鉱石」やねん。リン鉱石は、要するに鳥の糞から出来とるんやけど、肥料として使えるから、オーストラリアとかニュージーランドとかで需要がものすごくて、とにかく掘れば掘った先から売れていくゆう状況になった。

「地面に金が埋まっとる」みたいやろ。でも、ちゃうんや。「地面が金だった」なんや。ナウルは、分厚いリン鉱石(鳥の糞)で覆われた島やったんや。

もともとは、農地だった場所とか、森だった場所もとにかく全部地面掘ったらリンやし、それがドンドン金に換わっていくわけやから、農地も森も全部、掘りまくって行った訳や。そんで、リンを掘って得た金は、国民に還元しつつ、海外に投資するゆうことをやっていったんやで。なんか、バブルな香りがするやろーwwww

どんだけすごかったか。ちょっと、見せたる。


夢の国家制度

ナウルの独立後の国家制度。これやねん。

・全世代に年金を支給(BIちゅうか、巨万の富の分配)
・所得税、消費税なし
・教育費も医療費も完全に無料
・政府病院で手に負えずオーストラリアの病院に運び込む場合は、患者がナウル国民であればその経費をすべて政府が負担
・結婚したら政府が2LDKの一個建て住宅まで提供

いや、これだけやない。リン掘って輸出するちゅう肉体労働から頭脳労働というほぼ全ての実務は外国人労働者、外国人専門家が担っとったもんやから、ナウル人はまさに「なんもせんくても、政府から金が入ってくる」ゆう状態やったんやで。

夢みたいやろwww

そして、80年代に全盛期を迎えたんや。


80年代、ナウルは輝いていた

80年代のナウルについて、Webでオモロイ記事見つけた。日本の占領時代からその後の発展を見てきた人の手記や。転載させてもらいますで。

1981年度を例にとると、ナウルは170万トンの燐鉱石を輸出し、これにより日本円に換算して推定で200億円以上の収入を得ている。全体の4割を占める外国人労働者を含めて8,400人だったので、この人口で単純に割り算すると、一人当たりの稼ぎ分は2万ドルを超える。これにその他の商業活動の集積額や国民人口4,990人という諸要素を組み込んで正確に算出すれば、ナウル国民の一人当たりGDPはさらに大きな数字になるはずだ。国連統計によれば、1981年の日本の一人当たりGDPは9,944ドル,アメリカが13,551ドル。これと比較すれば、この国の金持ち度が如何ほどのものであったかが容易に理解されるはずである。(出典:「消滅の危機、ナウル共和国のいま」http://www.jaipas.or.jp/124/124_3.htm)

この記事にあるように、「稼ぎ」をGDPと読み替えて、当時の4990人の国民一人当たりに換算すれば、当時の一人当たりGDPは3万ドルを大きく越えることになる。正確な数字ではないんやけど、高度成長の結果バブルに向かう、いわば飛ぶ鳥を落とす勢いだったの日本の3倍、アメリカの2.5倍ゆうのはなんちゅうか、桁違いの豊かさやったゆうことやね。

一周は車でわずか30分足らずの国土、しかも道が1本しかないのに、フェラーリ、おベンツが道に並んどったゆう話もあるんやけど、事実やったんやろうwww

海外に不動産を買いまくって、その海外資産は数億ドルゆう規模にも上ったらしい。何せ国民が5000人程度やから、国民一人当たりの富はまあ、ゆわずもがなやね(ちな、上に書いたように日本の一人当たりGDPは1万ドル程度)。

要するに、リン鉱石を資源としたレンティア国家やったんや。レンティアや、レンティアwww


レンティア国家

レンティア国家ってゆわれても、ピンと来いひん情弱のために、ちょっとレンティア国家の説明しとくで。ワイ、情弱に親切やからwwww

レンティア国家(レンティアこっか、英: rentier state[注 1][注 2])は、レント収入(ランティエ、すなわち、土地による天然資源収入等の非稼得性から見出され国家に直接的に流入する利益)に依存する国のことである。

レンティア国家は以下の特徴を持つ。
政府財源が国内の経済活動とほとんど関係ない
国内における天然資源生産に従事する労働者の割合が少ない
国内における天然資源生産以外の生産部門が貧弱である
天然資源に基づく収入が国家の経済活動に非常に大きな影響を与える
天然資源に基づく収入の大半が輸出によって獲得される
天然資源産出国であっても、「国内における天然資源生産以外の生産部門が十分にある」などの要件があれば「非レンティア国家」に分類され、「レンティア国家」には該当しない。
(出典:Wikiぺディア「レンティア国家」)

レンティア国家ゆうのは、基本的に石油を資源とする国なんやけど、ナウル共和国は、リン鉱石を資源としたかなり珍しいレンティア国家だったやんか。

でな、全てのレンティア国家にとって、資源の枯渇は死活問題やねんけど、それはもちろん、ナウルも例外やなかったんや。


失彩の90年代以降

89年になると、リン採掘量が対前年比で初めてマイナスになった。これが崩壊の始まり。あとは、リン鉱石枯渇へまっしぐら。その後わずか10年で、リンはほぼ枯渇してしまうんや。80年代の最盛期には年間200万トンを採掘しとったのに、2002年にはわずか数万トン、2004年には数千トン、たぶん現在ではほとんど採掘できてへんちゅう状態や。

唯一の収入源が数分の1になってもうたら、普通、生活維持できひんやろ。数十分の1、数百分の1になってもうた訳やから、もうどうにもならへんやん。

しかも、ゆうてもそれまで数十年、ほとんどの国民は働いたことがないから、そんな状況になっても、働いて何とかしようとゆう発想がそもそも思い浮かばへん。これ、マジやで。

2007年に日本のテレビ番組が2007年に日本テレビの『世界の果てまでイッテQ!』が「地球の歩き方」のナウル版を制作する企画で取材班が訪れた際には、日中の街中を無為にうろつき回る多数の島民の姿が映し出されていた。(中略)
平日の昼間にうろついていた成人男性らに「なにをやっているのか」と前述の取材班が質問すると「何にもしていない」「魚釣り」「暇だからバイクで島を一周していた」など危機感のない返答をしていた。

なwww

でもな、90年代後半からは、なんとかせなあかんゆうことで、奇策を打ちまくっとるんや。

2002年 中華民国との国交を断絶し、中華人民共和国と国交樹立。中華人民共和国から1億3000万ドルの援助を引き出した。
(出典:Wikiぺディア「ナウル共和国」)

すごいやろ、中国から金貰うためには、台湾と国交断絶www
けど、このあとがさらに、すごいんや。

2004年 オーストラリアから1,700万ドルの無償資金供与を受ける。

「こんなんなったのは、オーストラリアのせいや」ゆうて訴えて、無償資金提供Get

2005年 5月、中華民国と復交。同時に中華人民共和国と再び国交断絶した。
2006年 4月、中華民国の援助でエア・ナウルのボーイング737旅客機を購入。なお、以前所有していた旅客機は財政危機によりオーストラリアで差し押さえられていた。(出典:Wikiぺディア「ナウル共和国」)

で、国交断絶からの中華民国と国交復交。つまり中華人民共和国とは断絶。3年前に復交したばかりやねんのに、中華民国から飛行機もらえるから中国と断絶wwww

飛行機差し押さえられとったゆうのも、すごいやろ。国なのにwwww

けどな、差し押さえくらいで驚いてたら、ナウル通にはなれへんのや。

2003年 2月21日、BBC放送が諸外国からナウルへの通信が途絶したとのニュースを配信。政変やクーデターが推測されたが、資金的な事情で通信設備が維持できなくなったことが後に判明。

3ヶ月に渡って、文字通り通信が途絶えてもうたんやで。行方不明。太平の島国が、世界から完全に姿を消してもうた。夏休みに通話料払えんくて、携帯止められて、誰とも連絡とれんくなる大学生みたいやろwwww

他にも、マネーロンダリングとか、パスポートの不正発行とか、もうムチャクチャやったんやけど、もちろん、そんなんまったく長続きしいひんかったわけや。

でもな、極めつけの奇策はこれやねん。

2001年 オーストラリアに向かったアフガニスタン難民を受け入れる。その見返りとして、オーストラリアから援助を引き出した。しかし、難民はオーストラリア入りを希望していたため、2003年末にはハンガーストライキによる抗議が始まる。結局、難民はオーストラリアに引き渡された。

実は、これはその後度々、現在も継続して行なわれとるんや。オーストラリアに入ろうとしたイラク難民とかも受け入れとるんやで。


現在、そして暗黒へ

オーストラリア政府は、ナウルに「オフショア収容施設」を設けとる。そして、難民引受けの見返りをナウル政府に支払っとるゆうことや。

オーストラリアは難民や難民申請者がボートで直接入国することを認めていない。そのため難民たちはナウルの難民収容所に送られる。アムネスティによると、現在島には難民と難民申請者が約1159人いて、島の人口の約10%を占めている。

ざっと見る限りでは、リン鉱石発掘以外にこれといった収入源をもたへんナウルにとって、この難民受け入れが、数少ない収入源となっている可能性もある。

でな、その難民収容所について、去年、人権団体がレポートを出したんや。

オーストラリアは、難民や庇護希望者をナウルに強制的に送り、非人道的な環境に長期間拘束し、適切な医療を与えず、多くの人々が精神を病むような扱いを、組織的に行ってきた。これらは拷問や虐待、恣意的な拘束から自由でいる権利、その他の基本的人権を侵害するものである。(出典:アムネスティ、ヒューマン・ライツ・ウォッチ共同プレスリリース http://www.amnesty.or.jp/news/2016/0810_6254.html)

性的暴行も横行しているゆう話もでとんねん。オーストラリアへの移住を諦めさせるか、物理的に不可能にする目的なんやって。ホンマやったら、とんでもない話や。もちろん、オーストラリア政府は反論しとる。

これに対してターンブル豪首相は、「全くの偽りだ」と強く反論している。
(中略)
ターンブル首相はオーストラリア放送協会(ABC)を通してこれを否定し、「我々の信条は思いやりだ」と強調した。
同国の歴代政権は難民を上陸前に収容する政策について、密航業者の悪質な手口を阻止し、船の沈没などによる死者をなくすための人道措置だと主張してきた。(出典:CNNワールド https://www.cnn.co.jp/world/35090714.html)

何が、ホンマかはわからへん。しやけど、ナウルの置かれとる現状は、「お金がなくても、楽観的に暮らす南国の人々」ゆうイメージとは、恐らくかけ離れたもんなんやないかと、ワイは想像しとる。

海外不動産投資は事実上全て失敗に終わって、ひたすら売却しとるゆう話やから、海外からの援助や資産の切り崩し、そして難民受け入れ事業で、国民が何とか食いつないどるちゅうことなんやろう。

なにせ、珊瑚礁のない海や。その海で魚を採る方法を知っとる人間は、多分もう残ってへんやろう。わずかに存在した農地は、リン採掘のため掘りつくされて、ボコボコの荒地になってもうてる。金輪際、農業は不可能やろ。

他の南の島みたいに、自給自足に戻るゆうのが、極端に難しいんや。

再生に向けて、できることは限りなく少ない。ナウルは、戦争でも、内乱でもなく、経済政策の失敗によって崩壊に向かっている世界で唯一と言ってもいい国なんや。


まとめ

ネタかと思ったのに、なんちゅうか、暗い気分になってもうたやろ。まあ、そうゆうことやねんwwww

レンティア国家が、その資源を使い果たした時何が起きるのかをナウルは示しとる。

ナウルは、国家収入の半分を海外投資に回しとった。もちろん、資源が枯渇したときに備えてや。実は1968年に独立したとき、すでにリン鉱石の枯渇はナウル政府に認識されとったんや。しやから、命綱として海外投資やっとった。それでも、結局それらはすべて失敗してもうた。投資に絶対はない上に、そもそもナウルの政府の人間は投資に関してド素人やったから。単に、投資が下手やったゆう以外にも、詐欺的な投資にもたくさん引っかかってもうた可能性もあるやろう。

そして、現在、誰も金を稼ぐために働くやつがおらん状態になっとる。

怠け者だから?今まで一度も働いたことがないから?

もちろん、それもあるやろう。

けどな、じゃあ、何したらええんや、ゆうこともある訳や。誰も教えてくれへんかったやろ。働くことも、働く方法も、その知恵も。

より根本的には、そもそも仕事が存在してへんのや。

国に何かを生み出すような資源は何もなく、食い物すら輸入に頼る状況や。海に囲まれとるんやから、漁業やればええ?取ってきた魚を買う金をもっとるやつがおらへんのにどうすんねん。周りの国は魚買うくらいの金はもっとるけど、その国みんな太平洋に囲まれとるんやから、輸出なんて成り立たんのや

しやから、政府がなんとか外貨を獲得して、国民をギリギリ支えとる。政府かて別に有能ゆうわけやないやろうけど、とにかく生きていかなあかんからな(ちな、現在、実質的には政府の運営はオーストラリアが担っとるゆう話や)。

今、資源が枯渇しとるのはナウルだけやけど、あらゆる資源が無限ではない以上、これは全てのレンティア国家に起き得るシナリオや。レンティア国家の投資なんて、実態がどうなっとるのかなんて、誰も知らへん。苦しくなってきたら、助けるどころか手のひらを返されて、ケツの毛までむしり取られるなんてことだって十分ある。

いや、レンティア国家だけやない。唯一の事業に頼った企業、唯一の資質に頼ったビジネスパーソン、唯一のネタに頼った芸人、、、同じ構造を持っとるものはたくさんある。

楽をして儲けたい、楽をして生きたいゆうのは、誰にも共通する望みやゆうことも出来るんやけど、それが過ぎると、とんでもないことになるんや。

「いや、自分は大丈夫」

ホンマ?自分が活躍している。仕事している。ゆうのは実は錯覚かもしれへんでwwwww

何にせよ、ナウルの人々が、幸福な人生を歩めることを祈るばかりや。

ちゅう訳で、次回は、また全然違う小国を紹介するでー。お楽しみに!

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