本当は怖い地方同性パートナー条例その7 前編
昨日の新宿区のパートナーシップ条例の説明会の生放送では結局視聴者50人くらいしかいず、コメント欄も閉じていて、一方的に条例案提出の意義を鈴木賢や弁護士、新宿区議のかれんさんが話すだけと言う非常にお粗末な番組でした。新宿区の区民に対する説明会なら、意見交換が出来る場にするはずなのに。全体的な感想では情緒的な事ばかり言い立てて、いかにLGBTは差別されているか。いかに新宿区は全国から遅れをとっているかと言う話ばかりで、その条例案のメリット、デメリットが全く説明されていないと言う感じでしたね。
そして私が晒したアンケート結果をかれん議員が解説していましたが、全国で集めたものが427通で賛成が97%みたいに解説していましたが、そもそもあのアンケートには明確に反対を唱える箇所が無いと言うことと、当事者がどれだけ差別された経験があるかを複数回答出来るというアンケートで、全く信憑性などありません。一般の意見を募るのでは無いアンケートであると言うのは明白でした。
あと冒頭の司会者のゲイの方が長々と自分の紹介をしていて、だから何なんですか?と言う感想を持ちました。当事者の体験を語るにしても冗長過ぎるし。それと番組最後で発言したレズビアンの方も新宿のパートナーシップが通ったら幸せだみたいな主張でしたが、全員賛成の人しかいない2時間の放送で、一体誰が納得すると言うのでしょうか?具体的なメリット、デメリットを並べないのなら、単なる鈴木賢教授の独演会でしかありません。反対の声をコメント欄封鎖で消しているのですから。あまりに一方的な放送でウンザリさせられました。
ここで昨日の生放送が全部見られます。ご覧になってください。グダグダで素人YouTuberの生放送より視聴者が少ない説明会で、新宿区に議案を通すことは私は明確に新宿区民として反対します。順を追って私が解説していきます。
まず冒頭、鈴木賢が東京新聞に取り上げられている事への自画自賛。
その次、渋谷区でパートナーシップ条例第一号が通った事の解説。区長が理解があるからと言う言い方をしていましたね。さすがです。鈴木賢。前回の新宿のパートナーシップ条例で否決された事を逆恨みしてクソ区長!と暴言を吐いただけありますね。一応先生と言われる鈴木賢は自分の意見が通らないと平気で罵詈雑言をSNSで撒き散らす。そう言う性格の法学者です。
ここで全国の市町村でどれだけパートナーシップ条例が施行されてるかの説明ですが、ここで嘘があります。日本の世帯人口1/3を網羅なんて真っ赤な嘘です。実際には東京以外の大都市でそれを導入したのは札幌、大阪、福岡くらいで、あとは地方都市に過ぎません。まだ施行されていないところも実施予定とミスリードしています。地方から国への包囲網とか、雪崩現象の埼玉とか、パートナーシップ条例に包囲される新宿とか、説明ボードの単語が「説明会」ではなく「戦略会議」になっている事にも気がつかないのなら、鈴木賢は愚かです。
この地図自体がかなり適当なことを書いています。全国で76自治体がパートナーシップ条例を制定と書いて色を塗っていますが、日本の自治体ってどのくらいあるのでしょうか?1741自治体です。と言うことは76/1741にしか過ぎません。色を塗っていて日本の1/3はパートナーシップを採択してるように見えますよね?実際の数字はかなりいい加減です。日本の人口カバー率1/3なども無いはずです。
実際都道府県全体でパートナーシップ条例があるのは大阪府、茨城県、群馬県だけです。そして稲森県議の三重県が続く予定でした。47都道府県のうちの三県でしか無いと言う事です。まるでマルチの勧誘のような手口ですよね?針小棒大に、大袈裟に言う。考えないでボードを見ていたら日本でそんなに同性愛のパートナーシップ条例があるのだと騙されます。
そしてここでの失言。13分くらいから「パートナーシップ制度そのものには法的拘束力が無いのですが、これは大きな波及効果があります。」15分18秒から「社会通念というのは裁判でキーワードになります。実は裁判というのは法律に基づいてやっているような振りをしていますが、半分は社会通念なんです。社会通念というのは見えないんです。」と。要するにLGBTの主張を通すには社会通念を変えるべきと言っています。法学者である鈴木賢が憲法を愚弄している例でしょうね。パートナーシップ制度が何都市で施行されているから社会通念が変わったと言う根拠として非常に便利と発言しています。
要するに三重県で今稲森県議が通そうとしているパートナーシップ条例が47都道府県のシンボルになると言うことですよね。大阪府、茨城県、群馬県に続き。素朴な疑問ですがゲイタウンのある大阪はまあ解りますが、茨城や群馬、三重ってそんなにLGBT人口が多いのでしょうか?そしてそんなに差別的に扱われているのでしょうか?私は新宿のLGBTを見ていますが週末に手を繋いでデートしていると言う光景を自然に見ていますよ?コロナで自粛前だったら。新宿伊勢丹やビックロで。誰も気にしませんし、ごく日常に溶け込んでいる風景です。
つまり社会通念を変える事で事実婚に持ち込み全国にパートナーシップ条例制定まで突っ走る宣言ですね。法学者らしい曖昧な言い方です。いくらでもどんな事でも解釈可能な穴を拡げていますね。新宿区の条例案は。
社会通念でLGBTを認識させれば、法的な権利や義務は一切なく、内縁関係と同じ権利をもぎ取る事が出来ると言い切る法学者って物凄くありませんか?簡単に言うと保障はされるけれど、義務は無いって事です。
どう言う理屈なんでしょうか?何回もビデオを見返しても意味が解りません。通常の権利を得るなら義務も生じるはずです。あと世田谷で決まったばかりのおかしな条例を盾にしている感じですね。上川あやが動いているようです。区長は相当な左翼で都内でも世田谷区は特殊です。地方の方はご存知無いでしょうが、世田谷区には60年代や70年代に学生運動していた自称革命家が沢山住んでいます。社会党や共産党を支持していた層です。彼らは日本を共産主義や社会主義国にしようと運動し、浅間山荘などの有名な事件を起こしています。現在は世間的には高級な住宅街イメージでしょうけれど、私が覚えている世田谷は都内でも交通の便が悪くて田んぼや畑があった印象です。経堂辺りでも。
なお鈴木賢はTwitterで勝利宣言していますね。人事を尽くして天命を待つと。その動きは阻止しないと危険極まりないものです。
今日本はスイス政府の民間防衛の書の第五段階にいるような感じです。少しでも皆さんがこのパートナーシップ条例の危険性に気がつく事を祈っております。
鈴木賢の本領はまだまだ続きます。非常に長くなるので次項で最大の問題点を指摘します。
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