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【ご報告】VTuberだけど結婚しました

自己紹介

VTuberの届木ウカと申します。

https://twitter.com/todoki_uka

先日、VTuberでありながら多摩美術大学を卒業したことを発表して何故かKAI-YOUニュースに載ったりしました。

本日もご報告があります。

結婚しました

左が配偶者です。(@AttaQjp)
右は僕の超ハイポリアバターです。

左が配偶者です。
右が届木ウカです。
配偶者のVRアバターは少女体です。
VRの届木ウカは性別不明のため、VRにおいては届木ウカが夫になります。

つまりウカ様は俺の嫁ではなく、ウカ様に俺の嫁が出来ました。
何を言っているのかわからねぇと思うが僕も書いてて混乱しています。

なお、環境変化に伴う活動の縮小や引退の予定は今後80年はありません。
今後ともオタクの皆様と21世紀を共に完走できるよう、届木ウカは精一杯頑張ります。よければ一緒に22世紀まで歩いていきましょう。

なぜご報告するのか

しかしながら、交際や結婚をするにあたって、ファンの方への説明をどうするべきか悩みました。
少し調べてみるだけでも、

「Vとリアルは切り分ける物なのだから、恋人や配偶者が出来てもバレないように一生隠し通すべき」
「現実を持ち込まないでほしい」

などの意見を拝見し、秘匿するのが正しいのか悩みました。
とはいえ、結婚ともなると戸籍や名字や口座名義など様々なアプデが入るため、友人や職場の方、ご案件をいただいくV関連の企業の方々に全く気付かれずに結婚するのは不可能です。
そして関係者の方が、「悪気はなくてもうっかり喋ってしまう」事を抑止するというのはとても難しいと判断しました。人の口に戸はなんとやらです。

その時、オタクの皆様には「推しが結婚した」と同時に「推しが独身であるという嘘を信じさせられていた」という二重のショックを味わわせてしまう事になります。
勿論、そのリスクを承知の上で、隠匿の道を選ぶ方も多くいらっしゃいます。その選択を否定する資格は僕にはありませんし、今同じ立場になって改めて尊敬の念を抱くようになりました。

しかしながら、自分にその選択を行う胆力があるのか……と悩んでいた所、遂に見つけてしまいました。

マリ姉コピペを。

國府田マリコのおっかけをやって10余年が経過した。
当時大学3年生だったオレはGS美神のおキヌちゃんをやってたマリ姉に出会い、
即効でファンになった。元々合コンや女の子とは縁のない生活だったが、
それからはマリ姉の為だけに生きてきたようなモンだ。
毎日マリ姉の歌を聴き、毎週ラジオも聴き、もちろんハガキも出しまくって
月3回必ず応援の手紙と詩を送った。イベントも全部行った。
全国ツアーで一緒に全国制覇したのも二度や三度じゃない。
ファンやって二年目、握手会で俺の名前を覚えてくれてた時には
嬉しくて本気で涙が出た。人生で最高の喜びだと有頂天になって、帰り道一人で吼えてた。
地元の役場の事務に就職した後も、それだけが楽しみで生きてきた。
他の事は考えようとしなかった。結婚も、彼女も、友達も、そんなのは関係ない、いらないと思ってた。
そして去年の9月。
信じられないものを目にした。「國府田マリ子結婚!!」
目を疑った。絶対ありえない、絶対ありえない。死んでもありえない。
・・・なんであんな男が。ふざけんな。どこがいいんだ。
マリ姉と釣り合わない、失礼だ。ふざけんな。ふざけんな。一週間仕事を休んだ。
失意の内に半年が経った。もうラジオも聴いてない。会員番号2ケタ前半のファンクラブも辞めた。
最近になってようやく、俺も自分の幸せを掴もう…そう思えるようになってきた。
だけど俺には何も残ってなかった。20代という多感な時期に何もしなかったんだ。当たり前だ。
マトモに他人と喋ったのはいつだっただろう。女の子とおしゃべりをしたのはいつだっただろう。
恋について、結婚について、そして人生について最後に考えたのはいつだったんだろう。
趣味も、特技も、人間性も、協調性も。何もありゃしない。
残ったのはブサイクで汚い30代の中身スッカラカンな男。それだけ。
こんなのが今更どうやって幸せ掴めってんだ。声優のおっかけは何も生み出さなかった。
それに今まで気づかなかった俺は最高にバカだ。
そして朝っぱらからこんなグチをネットでしかこぼせない俺は最高に惨めだ。
是非俺を笑ってくれ。蔑んでくれ。そして自分の人生をもう一度考えるキッカケにしてくれ…

まだまだ活動4年目の自分にとって、10年に及ぶ「ガチ恋」から放出されたこの名文は解像度を高めるにはあまりにも十分すぎました。
ガチ恋してくれていた時間が長ければ長いほど、その恋が何らかのインシデントで崩壊してしまった時、より高いタワーマンションからオタクを突き落とす事になってしまう。
また、「ご報告」という動画で覚悟を決めてバンジージャンプをするよりも、リークなどで突然知らされてしまった時の方が、「突然知らない人に突き落とされる」ような衝撃を与えてしまうと判断しました。

とはいえ、届木ウカとて活動4年目。オタクの皆様が捧げてくれた4年という月日は、無かったことにするにはあまりに長いです。

無論、オタクがいずれ抱くであろう痛みすら理解した上で、可能な限り長い間恋をさせてくれる推しもいるでしょう。それが彼ら彼女らが決断したオタクへの仁義の通し方だったのでしょう。

だからこそ、活動4周年を目前にした今、届木ウカもオタクに仁義を通します。

知らない誰かにオタクが突き落とされるぐらいなら、この手で自らオタクを刺そう、と。

「結婚したのか、俺以外のやつと…」配信

12月11日(土)21時から行うこちらの配信にて、「オタクと腹を割って話そう」配信を行います。
(追記:日付の更新し忘れすみません……)

マシュマロも期間限定で開放しますので、「結婚したのか、俺以外のやつと……」を一回くらい言ってみたかった方は、この際に言ってみてはいかがでしょうか。

ちなみに「今後、届木ウカガチ恋勢はどう生きたらいいですか?」については僕も悩んでいますが、「人妻にガチ恋をしてはいけない」という法律はありません。思想の自由の範囲でお好きにどうぞ。

パートナーについて

「どこの馬の骨よその女!」という人向けの妻(夫)の紹介です。
同担拒否ガチ恋勢は読み飛ばしてください。

妻(夫)は元々にじさんじを運営する株式会社いちから(現ANYCOLOR)のタレント事業本部長をしておりました。

そして当時まだデビューして日が浅かった月ノ美兎ちゃんが初のリアルイベントをやることになり、月ノ美兎ちゃんが初めて外部コラボをした相手だから、ということで届木ウカもゲストチケットをいただきイベントを拝見させていただきました。

そこの楽屋で妻(夫)と出会い、妻のいちから退職から1年後にふとしたきっかけで色々話すようになったのですが、
Vの話そっちのけでSF小説家の小林泰三さんの話名作エロゲ、サブカル系の話で意気投合し、今に至ります。人生何が起こるかわかりませんね。

今後の活動について

もう一つご報告があります。

届木ウカは今年の3月に多摩美術大学を卒業したことはご報告したのですが、その後の配信などであまり近況をご報告出来ていない状態でした。

これは普通に新社会人生活で体力を使い果たしていたためです。

4月からVTuber兼業デザイナーとしての活動を始めたのですが、こりゃVTuberみんな仕事やめるわけだわと実感しました。週5で飲み会やるような営業戦士並の体力がないと出来ないよ。兼業しているVTuberさんはもっと誇ってください。

しかしながら、僕が退勤後即寝落ちする生活をしているせいで、オタクの皆様には寂しい思いをさせてしまっていたのも事実です。何とかならんか……と試行錯誤しておりました。

そんな訳で今後は、VTuberとしてだけでなく、デザイナーとして関わった作品や、様々なコンテンツを積極的に発表していけるよう、新たなる届木ウカを準備中です。楽しみにお待ちください。

上手く行けば今よりもうちょっと浮上頻度が上がるので、チャンネル登録して全裸待機の上お待ち下さい。

とりあえず明日は配信するので気軽に遊びに来てね。

改めて、今後とも小説家&歌手&Live2D&3Dモデラー&美大卒&デザイナー&人妻VTuberの届木ウカをよろしくお願いします。寿限無かな?

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