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母の話
早朝目が覚める、長時間寝るにはそれなりに体力がいる、つまりその体力が年々落ちている大木です。感じるねー、老い。
※お気に入りスタンプ「しおひガールズ」テイストでお送りします。毒が強すぎて使う機会が滅多にない。悲しい。
はーい。
早朝起きたら何の気無しにSNSチェックする訳ですわ。しません?んで、大木はTwitterとかInstagram見ていいなーと思ったら躊躇わずいいねや❤️を押すんですね。そんで団員のですやんこと宮元に「いいねおじさん」言われた事に何も思ってない風を装ってましたが、「おじさん」に内心めちゃめちゃダメージを受けました。
何だろう。普段から自虐的にも周りからもオッサン扱いされても笑えるのに、SNSで無意識にオッサン感を垂れ流してるのは恐怖を感じますね。
まあいいねし続けてますが。だっていいねって思うんやもん。
©︎しおひがり
はい、という事で今朝例のごとく5時頃に目が覚めてTwitter見てたら、僕がフォローしている漫画家さんの見て、あーって思ったという話。
©︎がきーた 『ふしぎな日々のおはるちゃん』より
がきーたさんという高齢になって漫画家を目指されている方で、毎日SNSにアップされている方です。応援してますし凄いなと思ってます。何より絵がかわいい。良かったら検索してみて下さい☺️
彼女の上記の漫画を読んで、朝から涙が止まらなくなりました。
僕が本当に本当に幼い頃の記憶は、新聞広告の裏に、「あ」から「ん」まで五十音を書いたりだとか、あれこれ絵を描いたりだとかしていた事で。
また、おそらく家に唯一あった絵本の『おおきなかぶ』を大きな声を出して読んだりだとかですね。
なんか読みまわり過ぎて本を逆さに持ってんのに最後まで読んでたりしてたそうです。神童ですね。
※はい、言い過ぎ
ほんで、その『大きなかぶ』を、またチラシの裏側に書いたりしてましたね。
ほんでほんで、そういった記憶には必ず、隣にいた母の存在が。
隣で文字を教えてくれたり、時計の見方を教えてくれたり、拙い絵を、本読みを褒めてくれる母の姿を思い出しました。
あ、自分は母親に褒められたくて今も書いたり読んだりしてんのかって繋がったのです。
涙がぽろぽろながれました。
おそろしい。この涙腺のゆるさからもオッサン感が生じやがります。
当然それが全てで演劇してるって訳では無いのですが、今は亡き母とこうやって少しでも繋がってたと思える事、気付かせてくれた事、
がきーたさんに感謝。
その感性を育ててくれた母に感謝です。
繋がっている。
また、昨年末ですが何度も何度も劇王に君臨したがりつつ君臨してはる高知の劇団シャカ力の行正さんの作品を観て号泣した事も思いました。
行正さんと同い年という事もあり、勝手にシンパシーを感じてる所もありましたが、あの作品は…
あー、お母さん好きやったんやなって。
あー、演劇で、舞台であんな綺麗にお母さんを送る事が出来るんやなって(今これ書きながら涙と鼻がだらだら出てます)思いまして。
爽やかな嫉妬と、
母親を白く美しい舞台で送る姿に、
舞台もまた繋がれるツールなのだと感じました。
長々つらつらと思いのままに書いてきましたが、
その繋がりの一端であるtodokeru,の公演が近付いております。少しですが母への想いも混ざった作品です。
こんな状況で無事開演出来るかどうかは定かではありませんが、誠心誠意お芝居に向かっていきます。
『フーコの家』休団中の団員含め、総出で作り上げます。ご期待下さいませ☺️