「り、り、り」終演しました by 藤本side
というわけで終演いたしました。
お暑い中、ご来場頂きました皆様、誠にありがとうございました。
申し遅れました。
どうも、todokeru,の藤本です。
公演後のブログは毎回悩みます。
何を書いたらいいのか分からないからです。
ですので、今なんとなく思ったことを書きます。
まとまりのない話になってしまいますがご容赦ください。
自分は公演会場が好きです。
公演当日、どういう会場なんだろう、どういうセットなんだろう、と考え、人知れず心が躍ります。
がっつり装置を組み、照明・音響機材がばっちばちのホールや小劇場に行くのも好きですが、最近は、何ぞここ?ここで演劇すんの?みたいな場所もまた新鮮で、たまらなく好きなのです。
場合によれば、作品よりもその場所に興味を持つことも多いような気がします。
そして、そんな会場に行くのももちろん好きなのですが、そんな会場に自分が演者側で立つということも、またたまらなく好きなのです。
会場が作られ、装飾が施されたこのまとまりの中に自分という異物は、無事に収まることができるのか、そこにただ存在することができるのか、気持ち悪いような、気持ちいいような、そんな不確かで不安定な感覚に押しつぶされそうになります。
しかし空の席が埋まり、人が満ちた空間となると、たちまちその気持ち悪さは無くなります。
おそらくそれは皆様が来ていただけることで、空間が完成するからだと思ってるからでして、やっぱり目の前でやって自分の五感で感じるやつはいいよなって話だと思います。
結局は何が言いたいかと申しますと、これがまるで分からないね。
会場の「新町川文化ギャラリー」さんは大変素敵な場所です。
外からの光が素敵だ。
革靴が床を叩く音も印象的でした。
そして窓。
ノスタルジックというか、記憶にない前世へと引っ張られるような感覚もあったような気がします。
そんな会場を舞台空間へと装飾するーすごい。
そこに乗っかる役者勢ーすごい。
結論みんなすごい。
自分もそんな劇団メンバーに負けないようにこれからもやっていくんでよろしくお願いします。
最後になりますが、改めまして。
todokeru,座興公演「り、り、り」
無事終演いたしました。
ご来場頂きました皆様には最大限の感謝を。
公演に携わった全ての皆様に最大限の敬意を。
todokeru,を今後ともよろしくお願いします。