好きな作品を久々の媒体で

家でも職場でも蝉の絶叫が聞こえ始めて夏を実感しながら、アイス食べつつブログを書いております。田代です🙇

最近は次の活動への準備期間と思いながら映像や舞台を鑑賞していたのですが、先日古本屋にて気になるライトノベルを見つけました。それがこちら古典部シリーズ「氷菓」です。

こちらはアニメ・映像化もされている作品で、私はこのアニメのファンでした。文科系部活動が活発な事で有名な進学校・神山高校で「古典部」という廃部寸前の部活に入部した男女4人が、殺人事件が起こったり孤島に閉じ込められるみたいな大きな事件が起こる訳ではなく、日常の何気ない事から浮き上がってきた謎に挑んでいく………そんな今まで私が読んできたミステリーとは違う青春ミステリーというジャンルに凄く心引かれました。特に短編で出てくる「心当たりのある者は」という、放課後に行われた校内放送について推理をしていくというまさに日常を切り取った部分に焦点を当てた話が特に好みでした。アニメは何度も見返すほど好きなのですが、原作を読んだ事はなく最近は活字から離れていた事もあって購入してみました。

アニメでの映像や表現を思い返しながら、それでいて原作にしかない表現を楽しんだり原作を読んでみて新たな発見や登場人物への共感が出来たりと久々の活字をかなり楽しんでいます。映画の原作小説を楽しんでいくのも良さそうだなと感じました。

古典部シリーズはまだ未読の物が2冊ありますので、時間を見つけては楽しんでいきたいなと思います。それではまた何処かで！