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初期ポケモン映画 雑まとめ(藤本)

アマプラでポケモン映画が無料だったので雑に見ました。以下自分がうるっときたとこの感想です。藤本的にうるっていうのはわくわくとかうおーとかの感じなので、そんなニュアンスを感じてください。では。

以下駄文ーー

トップは自分が一番好きなポケモンこと、全国図鑑No.248「バンギラス」です。
以下オタク。

俗に600族と呼ばれる1匹の第2世代担当で、第9世代現在で900種を越すポケモンの中でも未だ唯一の複合タイプである「いわ・あく」の持ち主です。
しかし、その複合タイプゆえ脅威のかくとう4倍弱点をはじめ、タイプ相性的な優劣も結構はっきりしてますが、そこは地力の高さとPSでがんばれ。
種族値は下図参照。

https://wiki.ポケモン.com/wiki/バンギラス

少々鈍足なところを除けば攻防に恵まれた種族値、タイプに合った恵まれた特性(すなおこし)、特性と合わさった特殊面の守りの厚さ、物理特殊変化と多彩な技構成と、パーティの先発で場作りもしつつ、また攻め・受け・サイクルといった型を見破られにくく、かつ見た目的にも怪獣然とした迫力を持つファンの多いポケモンです。

↓はX(第6世代)のバトルハウス攻略用(ダブル・トリプル用)に育てたバンギラスくんです。

注 個体値は全く厳選できてないけど許して。

自分がちゃんと育てた初めてのポケモンです。
ちゃんと、というのは施設攻略用に性格厳選、努力値振りをした、というやつです。

このバンギラスくんはいわゆるサポート型と呼ばれる型で、鈍足な面を性格(ようき)と努力値(HSとかだったと思います)と「でんじは」で補い、後続を「ステルスロック」で牽制し、対面する相手には「いわなだれ」でまひるみを狙いつつ、「まもる」ですなあらし削りをいれ、特殊受けに回し、場合によればレッドカードで相手の並びを壊しつつ、ステロダメージを入れる。
みたいなやつです。
ダブル用だったので「まもる」ですが、シングルであれば「ほえる」に変えても良さそうですね。
ダブルでは、たまに風船を持たしながら、往年のバンドリを組んでいました。

注「バンドリ」バンギラスとドリュウズの並びのこと。バンギラスの「すなおこし」ですなあらし状態にすることでドリュウズの「すなかき」が発動し、素早さが倍になったドリュウズがメインアタッカーとなる戦術。

後詰めに、かくとうやこおり受けの特殊ギルガルド、すながくれとひかりのこなによる運ゲーをしかけるガブリアス、じめんタイプかつじしん持ちと相性のいいほうでん搭載のウォッシュロトム、第6世代の顔ことメガガルーラあたりを組み合わせながら、バトルハウスを回っておりました。

以上駄文終了ーー

以下本文開始

◯ミュウツーの逆襲(完全版)

※アマプラは劇場公開版じゃなくて完全版。ミュウツー誕生の所以など本編に至るまでの補完がなされています。ポケモンに初めて触れる人には分かりやすいけど分かりにくいよ。
・記念すべき劇ポケ一作目。
・テーマは「自己の存在意義」で、人の手で遺伝子操作のもとに作られた唯一(のはずの)人工ポケモンでありクローンポケモンである「ミュウツー」が、人間、ポケモンを含めた「生物としての個」「自分が作られた意味」を求めるに至る、という小学生当時の自分には一切分からなかったなかなかに重いやつ。劇場版一作目ながらガツンとしたテーマを、これでもかとストレートにぶつけてくるような一本。俗に「黒い任天堂」と呼ばれるブラック要素がポケモンシリーズでも毎度盛り込まれているわけですが、初代の黒さはシリーズでもなかなかのものでありまして、ミュウツーも黒いところです。

・VSレイモンド(クレジットでは海賊風のトレーナー) なんてことない映画導入シーンですがこっからうるっとくる。たぶん歳のせいの思い出補正増し増しですが、映画館の大スクリーンでサトシたちが動いて、その上アニメで聞いてたOPが大音量で流れて、更に当時の新ポケ(ドンファン)も出てきたとなりゃテンションも上がるわい。今だけは小学一年生の藤本。OP終わりのピカチュウの10まんボルトのビリビリ残りもうるるわ。タケシの昼飯前のやりとりの下りも好き。後、レイモンドのボール解放音がサトシのものより低音になっているんですが、この音が結構気持ちよくて癖になる音感してる。
・ソラオ(古谷徹)とウミオ(高木渉)という熱いガンダム主人公の共演は今見たらすごくよろしい。ガンダムはXとかF91、0083あたりが好きです。

・この映画で一番自分が泣くシーンが激しいハリケーンの中、一行がニューアイランド(ポケモン城)へと向かうシーン。海に投げ出されたカスミがヒトデマンを出すと同時にBGMが入り(リメイク作「EVOLUTION」のサントラでは「いざ戦場へ」という曲)、そこの盛り上がり方がすごい。カスミとタケシの合流シーンから始まり、サトシも映像外でゼニガメを伴っており2人に合流。会話も無く、壮大な映画BGMと荒れ狂う海、向かってくる波に対抗しながらも疾走感ある一向の動き。それが個人的にすごくくる。この映画で一番好きで一番うるっとくる。

・いつ見ても今作の異端感というか異風感がすごい。ストーリー的な話は調べたらいくらでもあると思いますのでそっちを見てください。ただ、初期のシリーズ構成を担当されていた首藤剛志さんのコラムを読んだりしたらテーマというか、メッセージとか。うん。そっちの世界観も気になる。

◯幻のポケモン ルギア爆誕

・テーマは「他者の共生」「大人たちの行き過ぎたこじんしゅぎの功罪」……なんですが、なんとなくぱっと見でそれがすんなりと入ってはこず、wikiを見てなるほどと思いました。わがままとか自分勝手な欲望とか、ジラルダンやらカントー三鳥の縄張り争いとか、をなんとなくそんな感じで見たらいいんだよな?まだまだ甘いぜ。
・無印第2作。今作はストーリー的には第一世代(赤緑青黄=カントー地方)から第二世代(金銀クリスタル=ジョウト地方)の過渡期のアニオリ世界観である「オレンジ諸島」での一行の冒険が描かれている。(本来はそのままジョウト地方へと移るはずが、ソフトの販売が延期したんでアニオリ世界に突入しました) 黄から赤に戻る(オレンジは赤と黄の中間色らしいので)ことから第一世代の循環とか終わりを考えたけど、単純に赤が緑と補色、青の補色はって言ったらオレンジだからじゃね?(それだと黄に対応してないけど、オレンジだったら第一世代の街の名付けと同じ色だし、南国で柑橘類の流れで島の名付けもできるからいいやんな) 個人的にはオレンジ諸島編は好きなのでゲーム化して欲しいと思っていましたが、FRLGでナナシマ(小笠原諸島)が、SMでアローラ地方(ハワイ)が登場してしまったことでネタ的にはダダ被りの絶望圏となってしまいました。どっかの考察サイトが言われてましたが、前述の通り金銀への移行がうまくいってなかった、言わば中継ぎ作品のような扱いなわけですが、「諸島」であることから町(島)の存在を明言しないことでいつでもキリをつけて次世代への移行がスムーズに行えるんじゃね、という考察には目から鱗でした。
・今作のうるるんは、みなさんご存じサトシとロケット団の共闘シーン。ドラえもんのジャイアン理論というか、悪役が味方するの好き。
・他には、サトシを追いかけるカスミ・ケンジ・フルーラ一行の海のシーンとかもいいね。というか今作は海のシーンが綺麗なんじゃ。そして船という船が壊れていくんじゃ。
・この映画ゲストのフルーラというキャラがですね、かなりポイント高いよ。でも、更に上をいくカノンというゲストがいるのだ…。

・ストーリー的な話は(ry・前作もそうでしたが、EDで一行の旅を曲に合わせて流すって改めて見たらすごくいいね。来るものがあるね。安室ちゃんの「toi et moi」は結構散々言われてますけど、僕は好きだよ。

・EDといえば、今作のOPも結構良くて、一向が船で海を渡る最中、ポケモンたちにも日光浴しようぜ、みたいな感じなんですが。ラプラスがね、可愛いんよ。EDでもラプラスが泳いでいて、ヒレがちょろんちょろんって動いてるの。可愛い。



◯最近聴いてる曲



藤本は歌詞はあんまり分かってなくて、メロディで好む系のやつ。

あと、前のブログで朗読書きましたが、朗読つながりではないけど最近めっちゃ好きなやつ。

んでは。

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