命みじかし、旅せよ
永見です。1泊2日で京都へ行ってきました。
(青蓮院、よかった。)
何度かバスや電車に乗りましたが、基本はひたすら歩く、歩く、歩く。
街には近代的な建物もあれば、ずっと古くからある(であろう)建物もあり、ひょっこり鳥居や石碑があったり、いたるところで新緑やツツジの鮮やかなピンクが揺れていたり。
それから、行き交う人々の中に溶け込む、着物を纏い、背筋を伸ばして歩く老若男女。季節柄、パステルや色鮮やかな着物が多かったように思う。
春と夏の境の京都はなんだか瑞々しくて、心躍る永見でした。
今回の旅で一番心に残っているのは、伏見稲荷大社で見た巫女神楽。
鈴の音が、空気をゆったりと纏ったような舞が、厳かで端麗で、すぅっと心の芯に響いて身体が喜んでいるような、そんな感覚でした。この景色や音を舞台で表現できたなら、どれだけ面白かろうと思ったり、思わなかったり。
(神楽は撮影禁止。代わりに伏見稲荷大社でご機嫌に振り向く永見。)
結論、旅はいい。映画を観て世界を観るのもいいけれど、自分の目で見て耳で聞いて触れて味わって得た感情や感覚は別格だ。
(ダイニングバー「ノスタルジア」)
「酒は呑めるうちに呑んでおくことだ。生きている喜びを噛み締めろ」と、朱硝子主人は言っていました。旅も同じです。行けるうちに色々行きたいと思います。
(平安神宮門前。大きい。)