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黄昏時 逢魔時

大木です。
『誰そ彼』最終稽古を終え、感慨に浸る間も無く帰宅後即寝る。

連日とはいえ大体一日2〜3時間程度の稽古時間も、演出をやる事に疲弊している。脳が疲れて身体のエネルギーを代替品として行なっているのか。本当に疲れる。

老い、の一言でもないか。見えるものが何年どころか日に日に増えていっているのを感じる。

すこぶる楽しいが、脳と身体が追いつかない。公演後はジム通いを再開し、尚且つリフレッシュもしなくては。


なんて事を考えつつ、明日は(もう今日か)前日搬入。そして明後日・明明後日は本番である。


『誰そ彼』

徳島市内のカフェ「珈琲院 トランプ堂」に香川から劇作家のみな、制作の佐光を呼び出し、ドリンクのお代わりまでしつつあれこれそれどれと話し、それを藤田家住宅で演る事を想定したものを書き、配役、スタッフ陣を揃え稽古、稽古、ものづくり、稽古と渡って来た構想2ヶ月・稽古半年の8ヶ月間でした。

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※最近ご無沙汰の珈琲院トランプ堂。またここで打ち合わせしたいな。


どんだけ長い時間かけてもギリギリまでやらないといけない状況に辟易しますが、とにかく、ここまで参りました。

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※みんな、おつかれ様。







誰そ彼、は黄昏時。逢魔時(おうまがとき)とも呼びます。

子供たちが遊んでいると、暗くなって来たのに、まだ、もっと遊びたいと思っているといっしょに遊んでいる友達の顔が見えなくなってくる。

あれ、こんな子いたかな?「あなたはだあれ?」

現世(うつしよ)と隠世(かくりよ)の狭間。

昔むかしからある「神隠し」にあってしまう子供たちは黄昏時に生まれるその狭間の世界に消えてしまっているのではなかったかと。

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今週末、藤田家住宅にて、不思議で少し奇妙な世界へとお連れします。

ご来場、心よりお待ち申し上げます。

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