宅配事業の経営者が知っておくべき”新人配達員”が挫折する5つのポイントと対策
近年、ECサイトの発展などにより物流全体の需要が増加し、配達員の人材不足が深刻化してます。
人手不足になると、少ない人材だけで仕事を回すことになり、従業員から疲れや不満が出やすくなります。さらに従業員が辞めたり休んだりする悪循環が始まります。また、配達員の高齢化も進むため、企業は若手・未経験の新人配達員を育成し即戦力化していかざる負えない環境になっています。
そこで本記事では、大事な「新人配達員の育成」について、新人配達員が挫折するポイントを5つに絞って対策とともに提案します。
新人教育をしっかりと行うことで離職防止だけでなく、配達員一人当たりのパフォーマンス向上にもつながりますので対策と合わせてみていきましょう!
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”新人配達員”が挫折する5つのポイント
1. 土地勘がないため配達先がどこにあるかイメージできない
同じ時間稼働していても、配達完了数に大きな差が出る場合があります。結論からお伝えすると、配達完了件数が多い人=ナビがなくても配達できる人と言っても過言ではありません。住所をみただけで、どの道順を通っていけばたどり着くか想像できる、もっというと、荷物全体の住所を把握して、最適なルート組をして動き出せるような状態が「土地勘がある」状態になります。
2. 時間指定を考慮した配達の優先順位をつけられない
配達員を特に苦しめるのは「午前指定」ではないでしょうか?朝から集荷&荷積みをして出発する頃には「正午まで残り数時間しかない…」という状況はよくあります。そこで重要なのは、どこからスタートしてどのルートで回るか。もちろん、すべての荷物のうち、どの荷物が何時指定のどのエリアなのかを把握していることが前提です。
3. エリアに到着してから荷受人に到達するまでに迷子になる
「あれ、この辺なんだけどな・・・」と住宅街をうろうろ迷子になったことは配達員のみならず誰もが経験していると思います。配達スピードが早い配達員は、現場についてからお届け先のお宅に向かうまでもが迅速です。
4. 不在ばかりで再配達が多く効率的に配完できない
宅配ボックスが普及し以前に比べ便利になりましたが、それ以上に配達需要増により荷物が増えているため、不在だった場合の再配達が増え、社会問題になっています。再配達が決まった時点で、配達回数は2倍以上になることが確定するので非効率であり配達員の負担になります。
5. ベテラン配達員のナレッジが受け継がれない
「このマンションは管理人が荷物を受け取ってくれる」「地図には載っていないけど移転している」などベテラン配達員が個別に把握しているナレッジは、口頭伝承により受け継がれる情報であり、ナレッジとして残りにくい情報です。
最後に
よくある対策(一般的な例)
一般的な企業では、数日の「横乗り研修」が実施されます。しかし、この研修は体系化されておらず、教える人によって内容にバラつきがあることも多いです。現場でひとり立ちする際には、少量の荷物から配達開始するなどの対策が取られます。しかし、この方法では、先にあげた挫折ポイントを回避することはできず、配達員が自ら成長するのを祈って待つしかありません。
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