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乳がんとオメガ3の関係性


皆様、こんにちは!
パーソナルジムHOPEの轟です。


本日は、乳がん予防とオメガ3の関係性についてお話します。


乳がんについての説明は、以前の「乳がん予防とビタミンDの関係性」をご覧ください!


この動画では、オメガ3についてしっかりと理解を深めた上で、乳がん予防との関係性をお話していきます。



まずはじめに、オメガ3について説明します。

オメガ3とは、メディアや一般にも「体に良い脂質」として広く知られています。

食材としては、えごま油やアマニ油、魚などに多く含まれます。

そして、オメガ3には、次のような効果が報告されています。

・抗炎症作用
・抗アレルギー作用
・抗がん作用
・抗動脈硬化作用
・免疫機能向上
・中性脂肪減少
・神経系機能向上

このようにオメガ3の摂取には、沢山の身体への良い効果があるとされています。


それでは次に、オメガ3とガン予防の関係性についてお話します。


オメガ3と発ガンリスクに関する報告は非常に多く紹介されています。



①カルフォルニア大学の研究(2011)

がんの発症経験を持つ3,081人を対象に、7.3年間の追跡調査をしたところ、EPA・DHAの摂取量が多い女性は、がん再発リスクが他の群よりも25%低かった。



② シンガポールの研究(2003年)

45歳~74歳の35,298人を対象とした研究で、オメガ3の摂取量が多い場合、乳がん発症リスクが26%減少していた。



③ 中国の研究(2013年)


中国を拠点にする調査チームは、米国、欧州、アジアの計88万3,585人を対象に、26件の前向きコホート研究の報告を解析。

20,905人の女性が乳がんを発症したが、魚油由来のオメガ3をもっとも多く摂取した群は、もっとも少なく摂取した群に比べ、乳がんリスクが14%低下した。




これらをふまえ、、オメガ3という油は乳がんの予防に効果的だということは分かっていただけたと思います。しかし逆に乳がんリスクを高めてしまう油として、「オメガ6」があります。


オメガ6は、主に「西洋食品」に多いという意見があります。

西洋食品というのは例えば、加工食品、ドレッシング、揚げ物などです。



現代人はこのオメガ6とオメガ3の摂取量の比率がかなり偏っていると言われています。


オメガ3には、オメガ6の「負の部分」を軽減、抑制する働きがあります。
理想は、オメガ3:オメガ6 の比率を3:1に近づけることが重要です。



オメガ6の摂取を制限して、オメガ3を含む魚などの摂取を増やしていきたいですね!




以上が、乳がん予防とオメガ3の関係制についてお話しさせていただきました!

○動画で解説

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