あなたは大丈夫?「子宮筋腫」
こんな人は子宮筋腫かも?
□月経量が多くなった
□月経時にレバーのような血の塊が出る
□貧血がある
□トイレが近い
□便秘しやすい
□下っ腹だけぽっこり
□妊娠しにくい
上の項目に、複数当てはまる方は子宮筋腫の可能性があります。
子宮筋腫とは?
子宮筋腫とは、子宮にできる良性の腫瘍です。
月経がある女性の3〜4人に1人が持っていると言われるほどのありふれた病気です。
その発症には、女性ホルモン「エストロゲン」が深く関わっています。
発生場所によって、「粘膜下筋腫」「筋層内筋腫」「漿膜下筋腫」の3タイプに分かれます。
子宮筋腫の治療
子宮筋腫かどうかは、経膣超音波検査で分かります。筋腫があっても症状がなければ多くの場合、経過観察ですみます。
しかし、月経過多や貧血などの症状があって日常生活に支障が出ている場合、コブができた場所や大きさが将来の不妊リスクにつながりそうな場合は、治療が薦められます。
治療は「薬物療法」と「手術療法」が基本です。
薬物療法は、辛い症状を抑えるのが目的です。
例えば、月経過多で鉄欠乏性貧血がひどければ鉄剤、痛みが強ければ鎮痛剤が処方されます。
手術療法は、筋腫だけを取り除く「筋腫核出術」と子宮ごと取る「子宮全摘術」があり、妊娠を望むかどうかが選択の鍵になります。
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