カメラマンってなんだ。2
仕事で映像をやるまで、どんなふうに撮影しても編集しても、そこまでワーワー言われず、どちらかというと「いいねぇ~」「てれびっぽい」って言ってもらえて楽しかったのですが、
仕事にするとやはり違いますね。これは前にいたプロダクションの時の話ですけどね。やっぱ先輩カメラマンはすごかった。そりゃキャリアが違うし、さまざまな現場をくぐり抜けてきた人たちですから。
働かせていただいたプロダクションはENG撮影が多く、報道や情報、ドキュメンタリー取材を得意としている会社でした。カメラマンはみんな報道上がり。報道上がりのカメラマンって何でも自分でやってしまう人が多いと思いました。地方だとカメラマンが編集だってしますし原稿書いちゃう人もいらっしゃるので、そうするとどんな映像が必要でどう使うかわかるってらっしゃるんですね。
そういった制作の面と合わせて、やっぱ僕なんかとは撮る映像が違うんです。ずっしりしているし迷いがない。サイズもワークもすべて完璧。
VEで後ろについて音を録りながら圧倒されていました。この人達のようにはなれないと思い自身がなくなり、
音を極めて音声としてやっていこうかとも思いました。こんな事言うと音声さんに「音舐めんな」って怒られそうですが。音声の方々にはお褒め頂いたこともあったので、、、
仕事をしながら思ったのは、好きなものを撮ることはほとんどなく、そして、極論を言うとキレイじゃないものをキレイに撮るといのがカメラマンなのかとも思いました。
そして撮影できて当たり前で一発勝負。一発勝負のくせにミスと怒られる。言い訳通用しない。そんな世界です。
「それなのにカメラマンになりたいのか」って
先輩に言われたりして、見失いました。
どんな仕事でもそうですが、特にこの仕事は後でいっくらでも文句言えるし言われるんですね。言っていただけるに訂正します
おーこれはよく撮れたって満足してもまだまだなんですね~チクショー
転職して感じたのは、前の会社の方々のレベルの高さです。。。。