アイスランド一周セルフドライブ(DAY 4 ディルホゥラエイ~ヴァトナヨークトル国立公園)
未知の国アイスランド4日目。3日目にしてスリリングなハイランドエリアと美しい南部エリアの滝を眺め、アイスランドの大自然の真っただ中に身を置き、半ば魂を抜き取られた状態だったが、4日目となる南東部エリアは更に見どころがたくさんあり、3日目に行けなかったところのキャッチアップも含めて西に東に走りまくった。
☆アイスランド一周の旅程☆
DAY 1 アイスランド到着 南部 ブルーラグーン レイキャビク
DAY 2 南西部 ゴールデンサークル セルフォス
DAY 3 ハイランドエリア 南海岸 ヴィーク
DAY 4 南東部 ヴァトナヨークトル国立公園
DAY 5 東部 イーストフィヨルド エイイルススタジル
DAY 6 北部 アークレイリ
DAY 7 南部 クヴィートセルクル レイキャビク
DAY 8 西部 スナイフェルスネス半島 レイキャビク ケプラヴィーク国際空港
DAY 9 アイスランド出発
DAY 4 南東部 ヴァトナヨークトル国立公園
DAY 3で取りこぼしたポイントをキャッチアップし、更にアイスランド東部を目指す。スターウォーズの撮影スポットでもある奇岩の岬、インターステラの撮影があった氷河と期待が高まるエリアへと向かった。
Dyrhólaey ディルホゥラエイ 絶景の岬
ホテルカトラから国道1号線(リングロード)を西へ戻ること30分。
3日目に行けなかったディルホゥラエイという岬に向かった。
崖の上に出るところだが、車で登れるので苦労は無く、この景色が見えた。
果てしなく続く海岸線、The Endless Black Beachだ。
地平線、水平線が見える。
ふと思ったが、ここは北大西洋なのか。北極海なのか。(どちらでもいい)
そして崖。
結構な高さの崖。
そして自己責任の国なので柵が無く、崖の縁まで行ける恐怖。
下の写真で自分が立っているのが見えるだろうか。
アーチ岩の反対側まで来た。
Kirkjufjara Beachという場所だが、読めない。
遠くにスターウォーズで出てきた岬と岩が見える。
あそこがレイニスフィヤラという岬。この後に向かう。
有料トイレ
ちょっとここで休憩。トイレがあったので寄ってみた。
公共の有料トイレ。
※実は今回の旅行において、アイスランドクローネは一切換金していない。
ほぼカードでできると聞いており、ロンドンでも現金を一切使わなかったのでアイスランドに入国してからも両替をしていない。
ここでも驚いたのが有料トイレが200ISK(アイスランドクローネ)。
トイレが200円(1ISK≒1円)。
そしてVISAタッチで決済可能。便利だけど、山小屋のトイレでもないのに高いなぁと思った。
Reynisdrangar レイニスフィヤラ Black sand beach
ディルホゥラエイから見える3つの奇岩のあるエリアに湾をぐるっと回って向かった。
ここはブラックサンドビーチと柱状節理の岩と洞窟、そしてスターウォーズにも出てくる奇岩のある場所。
まずは柱状節理の岩山
尚、このBlack sand beachは決して海に背を向けてはならないと言われている。なぜなら、急に高波が襲ってくるらしい。警告する看板もある。
Youtubeとかでも映像があるが、遊び半分で海に足を入れていると、いきなり大きな波が来てずぶ濡れになるようだ。稀なケースだと思われるがずぶ濡れどころでは済まないケースもあるようだ。
また、Black sand beachと言われるくらいなのだから黒い砂のビーチではあるが、写真ではグレーに見えている。実際には漆黒とまではいかないが、黒に近いグレーといった溶岩石が砂になったような色だ。
この日はめちゃくちゃ強風で、砂浜を歩いているだけでも砂が叩きつけられて痛かった。目も開けていられないほど。フードを被り、風上に背を向けながら歩いていた。
アイスランド東部へ 更に絶景が続く道
砂だらけになり、車に乗る前に砂を払って次の目的地へと向かった。
ホテルカトラを再び通り、ここからはアイスランドの南東部、そしてヨーロッパ最大の氷河、ヨークルスアゥルロゥンへと向かった。
景色もダイナミックになり、ハイランドエリアと違って海岸線の海と緑のある舗装された道路を走っていった。
Mossy Lava Fields 苔の原野
平地もある事から、羊の放牧も良く見る。
が、あるエリアになると牧草地帯ではなくモフモフエリアが出てきた。
苔のエリアだ。
エリアによっては火山岩に覆いつくされ、植物も育たない環境なのだと思われるが、氷河にも海にも近いこの辺りは苔がもっさりと生えていた。
ビューポイントがあり、苔の上に立ってみたが、モフモフのクッションだった。これが数十キロにわたって広がっているのを見ると、本当に植物の力には驚かされる。
Foss á Síðu 名もなき滝
また、こういった滝がいくつも見えてる。
遠くからもわかるくらいで、滝マニアも飽きるほどの数の滝が流れている。
この写真は名前があるようだが(読めないけど)、名前も無い滝や、今年しか見れない滝もあるようだ。
帰国後にTVの世界遺産でアイスランドの特集があったが、氷河の下で火山が噴火すると洪水にもなるらしい。そうでなくても雪解け水は年によって量もエリアも変わってくるのだろう。
ただ、同じようであってそれぞれ違う滝である。
Svartifoss スバルティフォス 超絶カッコいい滝
この日の目的地の手前、スカフタフェットル国立公園へきた。
ここは無数にある滝の中でも見逃せないところだった。
この国立公園は駐車場が広く、観光センターのような建物もあり、またキャンプ場もあった。多くのキャンピングカーが止まっており、時間的にものんびりとした家族連れがいたりと活気もあるところだった。
このセンターにあった地図を見ると、目的としていた滝は歩いて40分くらいのところにあることが分かった。それも少しトレッキングがあるようだった。
ちょっとした山を超え、歩いていくとスバルティフォスが見えてきた。
ここからだとよくある滝の一つと変わらない。
これがスバルティフォス。
柱状節理ファンにはたまらないカッコいいグループに入る滝。
ここも人気のスポットのようで、多くの人が見に来ていた。
残念ながら滝の裏にはいれるようなところは無く、こちら側からの景色のみとなっていた。
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖
時間もだいぶ経過し、夕方?(18時頃)になってきた。
この日も移動距離が長く、本当は立ち寄りたいスポットもたくさんあるのだが、かなりスキップして進んでいた。
ただ、次のポイントも外せない美しいところだった。
到着したのはヨークルスアゥルロゥン氷河湖。
ヨークルスアゥルロゥン氷河が湖に崩れてくるところだ。
Diamond Beach ダイヤモンドビーチ
この氷河湖は海のすぐそばにあり、氷河湖から流れ出た氷はそのまま海に出て、波によって砂浜に打ち上げられていた。
ここがダイヤモンドビーチだ。
映える写真が撮れなかったが、海沿いのビーチにいくつもの氷河が転がっており、また海の上を漂う氷河を見る事ができる場所だ。
Höfn ホプン Nýpugarðar
氷河を触ることができ、また氷河の美しい景色を眺め、行きたい場所を全て周る事ができた。時間もかなり押してしまったが、この日の宿へと向かった。
この日の宿は羊牧場の農家のようなところだった。
Nýpugarðarというホテル?ホステル?これも読めない。
迷ったら電話番号はわかるがホテル名を言えずにいたと思う。
ただ、ロケーションは最高だ。
こうして4日目も無事に宿に辿り着き、ぐっすり眠ることができた。
百夜で眠れないかと思ったが、ロングドライブと見どころ満載のアイスランドは疲労感も半端なく、安眠の日々を過ごしていった。
語彙力・文章力が無いため、今回から写真多めでお送りしております。
ご了承ください。(旅行もやっと半分!)
尚、動画の方が伝わるかもしれません。
長い(50分)ので倍速ででも是非。