ベイトアジングのこと、調べてみました
ベイトリールを使ってアジングしよう、と思い立ったものの、知れば知るほどスピニングとは違う世界にびっくり。それでも諸先輩たちに教えてもらったり調べたことをちょいとまとめておきます。
以前に書いたnoteの中間回答って感じかな。
僕と同じ様にお悩みの方のヒントになれば嬉しいです。
まずはリール選び
スピニングと大きく異なるのが、このベイトリール。このリール選びで悩んだ項目は2つ。アルファス or月下美人と左巻きor右巻きの問題でした。
結果から先に言うと、僕が選んだのは月下美人の左巻き。
初めてのベイトリールということで自分の中に比較対象がない、ということが悩みの種でした。そうなってくると先人たちの知恵を勇気(?)をお借りすることになります。参考にさせてもらったサイトは以下の二つとその他諸々。
キャストの際にスピニングリールのように初速を上げてしまうとバックラッシュを起こし易いと言われるベイトリール。ねぎねこさんと秀星さんたちの意見に共通するのは、月下美人では比較的バックラッシュが起きにくい味付けになっているとのことでした。“はじめてのべいとりーる“としてはちょうど良いとのことでした。車で例えるならMT車というよりもAT車のような感覚で使えるとの表現がズブの素人の僕にはちょうど良いかもしれません。詳しくはお二方のブログを読んでみてください。わかりやすいですよ(*^^*)
また月下美人の最大の特徴としてドラグクリッカーが付いているとのこと。アルファスを使う人たちの感想を見てると、「ドラグクリッカーがあればなぁ」という意見が多く、それなら付いているのを選ぼうとなりました。
ところで今回初めてのダイワさんのリールでしたが、説明書がとても親切。シマノさんの素っ気ない説明書慣れしている僕にとっては“優しいお母さん“みたいな印象でした。慣れてる人からすれば「わかってるって、おかん、うるさいわ。」となるのかもしれませんが、僕としては嬉しい説明書でした。
ハンドル位置について
右巻きを推奨しているシマノの村田基さんの理由はもっともです。簡単に文字にすると、その理由としてベイトリールはその構造上キャスト後に持ち替えが必要になります。右巻きであれば、右手で投げて左手に持ち替えた際にバトンを渡すようにスムーズに移行できます。またベイトリールは車で言うところのウィンチのような構造のため、ゴリ巻きする際には力の入る右手で巻いた方が良いのだそうです。
もっともな正論なのです僕自身も右巻きにするつもりでした。でも、一応念のため、いつものアジングの時にフォーカスを左手で持ってみると…。
まったく竿が触れない!
の、です。
アジングで有効なテクニック(?)の一つにチョンチョンと竿先を振る方法があります。大きくチョンチョンすることもあれば非常に小さく振ることもあります。それが左手で竿を持つとまったくと言っても良いほどうまくできないのです。
おそらく練習すればできるようになるとは思いますが、キャストを含めたベイトリールの取り扱いの練習が必要な今の状況では両手ともに新しいことを覚えなければなりません。流石にそれは煩わしいので今回はやめにします。秀星さんの他の動画を見たり、手持ちのスピニングリールにベイトリールを取り付けてイメージをしてみても、右手で投げて左手に渡して持ち替えることはそれほどめんどくさいことではなさそうです。
と言うことで持ち慣れた右手でロッドを持つためにも、ハンドルは左と言うこととなりました。
ということで後は実際にロッドが届き、投げてみるだけです。
その他諸々の疑問点
前回のnoteに書いた幾つかの疑問点も今のところ、答えが見えてきました。簡単にまとめると…、
・最初の糸巻きの強さは?
これは月下美人の説明書に書いてありました。スプールに歪みを起こさない様に500gを超える強さで巻いてはいけないとのことです。500gの強さと言うのは今ひとつピンときませんが、ガチガチに引っ張りながら巻く様なことをしてはいけないと言うことなのでしょう。
・糸を巻く量は?
こちらも説明書にありました。巻くべき量がスプールに記載されてました。これを超えてはいけないとのことです。やっぱり優しいお母さんのような説明書です。
・PEラインはどれを選べばいいの?
これはとある機会にクリアブルーの本岡代表に直接お聞きしたところ、ユニチカさんの糸を推奨してもらいました。このラインはコーティングPEの一種になるのですが、他のコーティングPEと少し違うのだそうです。またリーダーについてもお薦めの通り、ダイワさんのフロロを使うことにしました。
・PEとフロロを結ぶのに適したノットは?
こちらについても悩みました。結論から先に言うとFGノット一択です。と言うのも他のノットでは、端線がリーダー側に出てしまうものがほとんどで、僕が知ってる限りはFGノットのみが細糸を扱う上では妥当なノットです。
と、偉そうに書きましたが、これも本岡代表に教えてもらいました(^_^;)
他にも渓流でベイトフィネスをする方の中にはオルブライトノット(ファイヤーノット)で行う人もいる様ですが、ガイド径が非常に小さい(と、予想される)BF masterではFGノットを用いることがよりベターな選択肢となります。
まとめ
と、言うことで少しだけ、ベイトフィネスをこれから始めるにあたっての不安が解消されてきました。
後は実際にロッド本体が届いて投げるだけです。
小さな不安と大きな楽しみ。
これがあるから釣りって楽しい。