2020.3.13 改めてグローって面白い
このところ、アジが渋い日が続いています。
いつものホームで豆アジを偶然に釣って以来、アジに出会えていません。
そんな感じでしたので水深がとても深いと言われる港までちょっと遠征。
そこでもアジには出会えなかったものの、改めてグローの面白さを再確認したのでちょっと報告を。
遠征先でも…
久しぶりに遠征。
到着してお隣さんサビキさんに挨拶がてら状況を聞くと渋い返事が。
夕方に1匹釣れたけどあとはさっぱりƪ(˘⌣˘)ʃ
「もしかしてここでも(ーー;)」などと嫌な予感が浮かびますが、雑念を振り払いつつキャスト開始。
ここは水深が深いだけあって、表層で釣れなくても夢が広がります。ボトムならいるかも?なんて具合に。
ところが現実はそんなに甘くなく、絶望のみが色濃くなってきます。そんな空気感が漂う港では1人2人と帰る方が。結局、サビキ組もアジング組も誰一人いなくなってしまい、残ったのは僕だけ( ̄◇ ̄;)
ということでアジを諦め、先ほどから時々水面をパシャパシャしている子メバルに遊んでもらうことにします。
ところが、これがなかなか食いついてくれません。
舐めてたのでアジング装備のままで始めたのですが、どうやら本腰を入れないといけなくなりました。そんなわけで気合を入れ直して今は撤退してしまったメバル専門メーカーのプラグを投入です。このプラグでは割と釣果を残してますので安心していたのですが、子メバルが寄ってくるのが見えるものの食いついてくれません。
うむむ、手強い(~_~;)
どうしようかと悩んでいたのですが、ここでふとアジング用のプラグも先ほどまで使ってたのを思い出しました。クリアブルーさんのアジクト38です。手元には3種類ほどありますが、中でもマズメグローはメバルの好きなグリーングローをそのボディ全体で光らせます。そんなわけでしっかりとUVライトで光らせて、エイっとキャストです。
するとどうでしょう。糸フケをとってチョンチョンとトゥイッチをかけた途端にドン!と当たりが。久しぶりにPEラインがピンと張る感覚を楽しみつつ、抜きあげます。
もっと小さいものを想定していたので、20cm弱の大きさは上出来です。ただ、連れて帰る大きさではないので、再会を約束してリリースです。
グローの面白さ
ここしばらくクリアブルーさんの製品を好んで使ってます。アジング専門メーカーとして今とても力が入っているメーカーで、独特の観点から興味深い製品がたくさんあって気に入ってます。
その技術の一つにグローカラーのバリエーションがあります。なかなか他社ではここまでのバリエーションがないようですし、出会う前までは僕も「グローって光るんでしょ?」くらいの思いしかありませんでした。
ところがグローにもいろいろカラーがあります。青や赤、緑、白など本当に色々です。
とはいえ、UVライトを使うのもなんだか反則のような気もするしなぁ、周りで使ってる人も見たことないし、なんて思いからこれまでUVライトを使ってませんでした。
でも最近あまりに釣れないのと自分の釣りの幅を広げる意味でも手に入れてみました。
するとどうでしょう。その光る姿をカタログ写真ではなく、実際に自分の目で見るとなんとも面白い。
そんな状況を少し助手くんたちに手伝ってもらうとこんな感じです。
左からワームのレクシーのトリコロール、クレイジーグロー、そしてプラグのアジクト38のマズメグロー(今回の殊勲プラグ)、キビナゴ、フラッシュピンクです。
完全にライトを消すとこんな感じです。
キビナゴの赤いグローが写真に出てませんね(苦笑)
魚からの見え方
以前に魚の視覚は色彩は関係ないと書きました。
おそらくその通りで、黒いワームで釣れちゃうのは色を見ているよりもそのシルエットがしっかり浮き上がることが理由だと言います。
では明度はどうでしょう。
上のリンクにも出てくるつり人社さんの“釣りエサのひみつ”という本の中では魚は明暗を感じる桿体という細胞が人よりかなり多いとあります。ちょっと詳細になりますが、人は色彩を感じる錐体細胞の20倍ほど桿体があるのに対して魚は錐体の100倍桿体が発達しているそうです。
このため、明暗の違いを出すためには通常のカラーチェンジでも差を演出することもできますが、ワームそのものを光らせることでもこれは可能だと考えます。むしろ、これがグローカラーの光らせ方で調整できるのであれば夜間であったり、光の届きにくいボトム付近でも差を生み出せるのではないだろうか、と考えたりもします。
まとめ
そんなわけで今回のノートをちょっとまとめてみると、
・アジクト38でメバルが釣れた!
・グローの可能性って大きい
そして
・アジがいない…。
ということでアジがいない状況ではどうしようもないのですが、元気に帰ってきてくれることを祈りつつ、今日はおしまいにします。
最後までお読みいただきありがとうございました。