原価20円! 簡単自作ガイドスルー
なんだか外は風が強くて釣りに出られません。なのでこんな日は工作です。以前にもこのガイドスルーを作っていたのですが、無くしてしまったので再作成。今回は作りながら写真を撮ったのでその作り方を紹介してみます。ちなみに5円だまなのはどういう訳か手元に10円玉がなかっただけです(苦笑)
ガイドスルーはとても便利!でも値段が・・・
ロッドをTictさんのSRAM-EXR-60S-Sisに替えて以来、釣果が伸びたものの釣行の度にマイクロガイドに糸を通すのがおっくうになってきました。そこで同じTictさんから出ているこれを使ってみると、なんとびっくりするくらいに糸通しがはかどります!
これは素晴らしい製品だなぁ、と思いつつも小さなものなのでいつのまにか1つ無くしてしまいました。そして残ったもう1つもなぜか曲がってしまい、時々ガイドそのものに引っかかるようになってしまいました。
1度ガイドスルーの便利さに慣れてしまうと手放す訳にもいかないのですが、精密なものでもあるので意外とお高いです(Amazonで920円程度)。ということでなんとか作れないだろうか、と考えてみたのが今から紹介する内容です。
用意するもの
用意するものはたったの2つ。助手くん達が言うように2種類の針を使います。
・100均に売ってある縫い針(針の穴ができる限り大きいものが良いので今回はクロスステッチ針というのを選んでます)
・ホッチキスの針(使うのはたったの1本です)
後は細かい作業(といっても曲げるだけの単純作業)になるので、ラジオペンチのようなものがあれば良いです。試してないけど針外しのプライヤーでもよいかも。
ボロボロでも挟めたら良いのです(;^_^A
お値段は針が6本入で100円。そしてホッチキスの針については1本1円もしないでしょうから、多く見積もっても20円もしないです。これなら出先で無くしてもお財布にも心にも優しいです(*´˘`*)♡
作り方はとても簡単
まずはじめに上の写真のように針の穴にホッチキスの針を通します。そしてホッチキスの短辺をラジオペンチでしっかりと挟みます。
この部分は動く必要のない部分ですのでできる限りしっかりと挟み込んでおきます。しっかり挟みこむとこんな感じになります。
次に糸を通す部分を作ります。
ちなみにオリジナルのガイドスルーはこんな形になってます。
折り曲げた先端が少し開いてます。こうしておくことで糸を通しやすくしてあり、折り曲げてUの字になったところで糸を挟みます。これは形状・機能共に自動ハリス止めと同じものになってます。
がまかつさんの自動ハリス止め
これをホッチキスの針の残った反対側で再現すれば良いわけです。
ということで上の写真のようにまずホッチキスの短辺の半分くらいを外側にラジオペンチで曲げておきます。そして今度は短辺そのものを内側に曲げこんで下の写真の状態にします。
これで完成です!
とても簡単で頼りなく見えますが、
糸を通すとこうしてしっかり挟んでくれます。ちなみに写真で挟んでいるラインはエステルの0.3号です。
後はこのままガイドをスルスルと通していけばストレスなく、糸通しができちゃいます(^-^)v
造形的には不格好で曲がってしまっている本物と比べても無骨ですが、機能的には問題ありません。
追記
上の写真では糸を通しやすくするために外側に折り返してますが、ガイド径によっては折り返し幅が広いと通らない可能性があります。その時はラジオペンチを使って最適な折り返し幅を狭めてくださいね。
ちなみに僕のSRAM-EXR-60S-sisに通すためには最終的にこんな形になってます。
この辺りもホッチキスの針なら加工しやすくて安心です(;^_^A
もしも何かの参考になれば、もし何か得るものがあればサポート頂けたらありがたいです。新しい釣具を買わせて頂き、皆さんに紹介させてもらいます!