2021.1.22と24 新年初アジとロッド選びの大切さ

ようやく今年の初アジが釣れました。

去年は新年早々に釣ったような気がするだけに長かった
ということで釣れ方レポートとロッド感度について思ったことをちらほらと。

思いつきも大事…。

新年明けてからなかなかアジに出会えず、メバルに浮気をしてみたもののやっぱりアジに逢いたくてちょっといつもの釣り場から対岸の方へ移動。釣り人はあまりいないものの、左隣にはサビキ、そして少し離れた右隣にはフカセ釣り師が。図にするとこんな感じ（図にするほどでもなかったな）

見た目の潮の早さもあり、ジグヘッドは1.3gを選択。あれこれとワームの種類とカラーを変更するも中々当たりは出ません。左隣のサビキさんにも魚は釣れていない様子。ところが30分に一度の間隔くらいで左のフカセさんには尺アジくらいのアジが掛かってます（遠過ぎてはっきりとは見えなかったけど大きいのはたしか）。

「いるにはいるんだよなー、でもこっちには反応しないよなー」( -᷅_-᷄ )

なんて呟きつつ、ちょっと思案。

潮の感じからすると1.3gでも軽いくらいに思っていたのだけど、もう一段軽くして“ふわー“っとした感じにしてみようかな。フカセに寄るんだったら、ふわふわしたもの食べてそうだし……。なんて思いついたのでジグヘッドを1.0gに変更。なんとなく15カウントくらい落して、ティップをチョンチョン。すると見事にガツンとした当たりがあり、めでたく今年の初アジ入手となったのでした。

正解はこの重さだったのね(˶･ᴗ･˶)

なんてときめきながら続けてみたものの、その後再びアジに会うことはありませんでした。ここで再現できないのが僕の不甲斐なさ。今年こそは再現性を出すことを目標にしていきたいものです。

ちなみに少しグロいですが、このアジの胃袋はこませエビ。

この食べ物の中身から考えると、たぶんフカセさんのエビを食ってそのまま突っ込んできたアジがワームに食いついてきてくれたのでしょう。ある方が釣ったアジも天然物のアミエビで詰まっていたそうですから、今のアジ達の好物はこういったふわふわものが良いのかもしれませんね。

ロッドの特性とその役目

そんな訳でもう一回、アジに会おう。
なんて思い立ち、ふたたび港へ。
前日にふわふわが当たったこともあり、ちょっと工夫をしてみようと思い立ち、スプリットショットリグで挑むことをテーマにしてみました。

ところがタイトル画面にもあるように事前に準備していたシンカーをすっかり家に忘れるという失態\(ᯅ̈ )/

現場に来てしまった僕の手元には、ダイワの月下美人MX AJING 64.5L-S・K（現行モデルの一つ前）がありました。

このロッドはジグ単の主役をTict SRAM-EXR-60にすっかり譲ってしまい、出番が減ってました。でも適応ルアー重量が0.5〜8gと幅が広く、今回のようなインターシンカーを使う場合や少し重めのプラグなんかを投げるのに適してます。なので港内のちびっこメバルなんかと遊ぶ際にはソリッドティップもいい感じに働きます。
ただジグ単アジングにはやや辛い仕様になっています。

というのも8gまで投げれる特性のある竿だけに硬い…。SRAM-EXRに変えてからアジの当たりが「！」という感じで捉えることができてましたが、月下美人では「？」という違和感で捉えるしかなかったのです。またここ最近特に気を配っている“潮の重み感“が分かりにくいのです。

とはいってもEgg Castほど全くわからない訳ではなく、かなり神経を使わねばならず疲れるのです。特に今回のように渋い場合は……。

ということでぼんやりするわけにも行かず、気を張りながらボトムを攻めているとなんとなく水面がぱちゃつく感じが。

「もしかして表層？」

なんて思い返して、カウント5でゆっくり巻いてみると何かが微かに引っかかったような違和感！

確信が持てないまま、合わせてみると見事にアジが( ◜ᴗ◝)و

その後も同じように表層近くを攻めていると20分後くらいに豆アジが。

ということで久しぶりの月下美人でのジグ単アジングでしたが、アジングを始めた頃の懐かしい気持ちを思い出す楽しい釣りとなりました。

まとめ

アジの傾向
この時期のアジはまだまだ群れが薄く、小さな群れがすーっと目の前を通過していき、再びやってくるのに間がある印象。でも水温が低いにも関わらず港内にアジが入ってきているのは確実のようです。また今回釣れた3匹とも比較的水深のある港だけど、表層に近いところでした。やっぱりアミのような浮遊物をゆったり食べているのかもしれません。

ロッド選び
今回久しぶりに月下美人でジグ単アジングをしてみて分かったことは、当たり前だけどロッドは重要ということでした。月下美人が悪い竿という訳ではないけれど“わかりにくさ“という点では苦労がありました。何かはっきりとした目的があるならばやっぱりロッド選びは重要ということを再確認。

ということで2月にやってくるニューロッドに期待です。