2021.1.15 アジはどこへ…
あまりこのnoteを更新できていませんが、今年もよろしくお願いします。
さて、新年になり、実はちょこちょことアジングに出かけているものの一度もアジに会えてません。去年の今頃はアジ釣れていたのにな、と不思議に思います。それでもどこかにはいるはず!
と信じて出発です。
しっかり準備
今回のアジングは調査を兼ねてできるだけポイントを回ることにします。普段はどっしりと1カ所に構えてアジが回ってくるのを待つ釣りを展開することが多いです。でも今回は最小限の道具を持って出発です。
今回持っていくのは、ジグヘッド1式やハサミなどはもちろんですが、ワームも厳選。
ワームはしっとり穏やかなフォールを演出し、それなりにボリュームがあるsexyBとゆっくりリトリーブでもしっかりとアピールしてくれるアジールを選びます。
カラーはクリアカラー、マット系のハッキリしたシルエットのもの、そしてアミカラー。これら2種類×3カラーの6袋を持っていくことにします。
そしてもっとも大事なものはこの水温計。
大きな港ではもしかすると場所によっては水温が違う場所があるかもしれませんからね。
現地の状況はとてもシビア(涙)
今回は鳥取東部でも大規模港、中規模港、小規模港の3カ所を回りました。
まず、大規模な港。ここでは港の最奥から開始です。思ったよりも風が強く、アジングが成立しなさそうですが、ひとまず水温だけ測ることにします。
え?9℃?
えーと、アジの適水温は16〜20℃だったはず。これは厳しいかも(--;)
よし、次に期待です。
次はもっともこの港で僕がよく行く場所。ここは比較的流れが途切れることがないところなので期待が持てます。
あぁ。ここも…( ・᷄ὢ・᷅ )
僕以外にも先客のアジンガー達がおられますが、心なしか、全体的に負のオーラで覆われているようです。きっとアジの雰囲気がないのでしょう。
そのあともこの大きな港に注ぎ込む河川の流入口の近くでも温度を測ってみたのですが、10度でした。
ということで今回まわってみた限りでは大きな港ではあっても場所による温度差は見られませんでした。ここまで下がりすぎると場所による差は明確に出ないのかもしれませんね。
というわけで次に中規模港です。
ここでの温度は…
先ほどまでとは違い、11.5度です。ここなら少しだけ期待できそうです。
と思いつつ、準備をしていると先行者の方が肩を落として帰っていかれます。もしかしてここも?と悪い予感が。そしてその予感は的中し、アジらしい当たりはありませんでした。ちなみに子メバルは時々突いてくれましたけどね。良い子達です。
次は小規模港。
ここは基本的に港内はとても浅く、あまりそこでアジングをしている人を見ることはないのですが、実はこっそり尺アジが釣れたりする秘密ポイントなのです。さてここでも計測です。
うーん。ここもか( -᷅_-᷄ )
考察〜去年と何が違うの?〜
去年はこの時期でもそれなりの釣れたように思います。
「寒くてもアジに会えたなー」
と思えたことが何度かあったように思います。ということでいつもの海上保安庁の第8管区海上保安部のデータを見てみることにします。
これは美保湾のデータです。
過去3年平均とあまり違うように思えますが、昨年とは大きく違うのが見て取れます。今年はやはり水温が低い…。
またこちらは鳥取県が出している湯梨浜町(栽培漁業センター)の水温変化。
こちらも昨年が際立って暖かかったのがわかります。そういや去年はシラウオが異常に早くやってきてたのを思い出しました。
そして…
今回は自分が釣りをした経験がある場所を中心に回ってみたのですが、やはりどこも似たような水温でした。、もっと場所による大きな水温変化があると思ってたんだけどなぁ。
ということで。
これからさらに水温が低くなってきます。
おそらくこれから先もっと厳しくなるのかもしれませんが、アジが絶滅してしまってない限りはアジはどこかにいるはず。
ただ、著しく活性が落ちてしまっているのは確かなのでこれまでのようなアプローチではダメなのかもしれませんね。何か別の新しい引き出しを探す時期にきているようです。
メバルくん達に遊んでもらいつつ、いろいろと模索してみることにします。
もしも何かの参考になれば、もし何か得るものがあればサポート頂けたらありがたいです。新しい釣具を買わせて頂き、皆さんに紹介させてもらいます!