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【学級通信に使えるネタシリーズ】手洗いってどうしてするの?どうすればいいの?

はじめに

新学期が始まりましたね
今年の抱負は決まりましたか?
児童生徒に「新年の抱負を書こう」と言おうと思っているけど、実は自分はまだ決めてないんだよなと悩んでいるみなさん!もし迷われているなら、学級通信なんていかがでしょう
「先生の学級通信楽しみにしています。」と言われる自分を想像してみてください。
「冷蔵庫に貼っているんです。」と言われてみたくないですか?
学級通信を毎日書くなんてハードルが…という人も大丈夫。1週間に1回でもいいじゃないですか。不定期でもいいじゃないですか。学級通信を書けば児童生徒や保護者との距離が縮まることを実感できます。
これまで毎日通信を書き続けてきた私がネタを提供しますので、良ければご活用ください。
毎日作成するコツを知りたい人もお越しください。

さて、2回目の今回は、『手洗いってどうして必要?』『正しい手洗いって?』について書きます。

手のウイルスは何と〇〇個。流水だけで手を洗うと…

手洗いをしないと、ウイルスが約1000000個もいるそうです。しかし、流水で15秒手洗いをすると、ウイルスは約10000個まで減ります。約1%まで減少するわけです。

これだけを見てみると、「ハンドソープを使う必要ある?」と思うかもしれませんが、この寒い冬場に15秒流水で手を洗うだけでも苦行だと思いませんか?ためしに今自分は何秒手を洗えているか測ってみましょう。チョチョイと水でぬらす程度だという人もいるのではないでしょうか。それに、1%まで減ったといっても、まだ約10000個も残っています。これ以上長く流水で手を洗うのは厳しいです。ここでハンドソープの出番です。

ハンドソープを使うとウイルスが減少。でも…

ハンドソープで30秒もみ洗いをしたあと、流水で15秒すすぐと、ウイルスは約100個まで減少します。最初に比べて約0.01%です。だいぶ減りましたね。
ハンドソープで60秒もみ洗いをした後に流水で15秒すすぐと、ウイルスは約10個まで減少します。これなら安心ですね。ですが、流水で15秒すすぐだけでも大変なのに、ハンドソープのもみ洗いを30秒も60秒もやるのは大変です。

正しい手洗いとは

さて、正しい手洗いとはどのようなものでしょうか。厚生労働省はこのように伝えています。

厚生労働省手洗い

これを児童生徒に配っても良いですが、覚えられませんよね。そこで私は「あわあわ手洗いのうた」を教えます。YouTubeに動画もアップされているのでご覧ください。(今回なぜか動画を張り付けられなかったのでリンクで紹介します。)

実際の学級通信はこちら

いよいよ3学期が始まりました。最近はまたコロナが猛威をふるっており、予断を許さない状態です。いままで以上に気を付ける必要があります。その1つが手洗いです。

しかし、ただ水で洗えばいいというわけではありません。流水で15秒ほど手洗いをしても、手にはまだ約10000ものウイルスが残っています。これを正しい手洗いをすることによって数個まで減らすことができます。冷たい水にまけず、しっかり手を洗いましょう。

私は手洗いと言えば、この歌を思い出します。この通りに手を洗うと、自然と正しい手洗いになるので、頭の中で唄いながら洗っています。普通に洗うより楽しいですし、効果的なのでみなさんもぜひ取り組んでください。

おねがい、おねがい カメさん、カメさん あの さんかくの お山の上で
おおかみ おっとっとっと おっこちそう
いそいでバイクを ぶるるん うんてん
ききいっぱつ つかまえた!
ありがとう カメさん みんなで ごちそうです 手をあらいましょ
タオルでふいたら いただきます

YouTubeで「あわあわ手洗いのうた」と検索すれば、歌に合わせて手を洗う様子が見られます。ぜひ実践してみてください。

最後に

私は終わりの回でテレビを使って動画を流して紹介しました。通信の参考にしていただけたら幸いです。「参考にしたよ」とコメントいただけるとやる気がわきますのでよろしくお願いします。スキマークも喜びます。よろしくおねがいします。

〔参考〕
森功次他:感染症学雑誌、80:496-500,2006
文科省:手洗い
手あらいのうた


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