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ブラジルの人聞こえますか?~笑うためには知識がいる~548文字(所要時間約1分)

はじめに

いつもご覧いただきありがとうございます。今回初めて来てくださった方はぜひこちらもご覧ください。

ちなみに今回の文字数は548文字です。時間にしておよそ1分です。

本題

表題の言葉、知っていますか?お笑い芸人であるサバンナの八木さんの持ちネタです。地面に向かって「ブラジルの人聞こえますかー」と叫ぶネタです。これが面白いかどうかはおいておいて(失礼)、どうして地面に向かって叫ぶのか、意味は分かりますよね。日本にとって地球の反対側にあるのがブラジルだからです。

これって当たり前ですが、そもそも「日本にとって地球の反対側にあるのはブラジルである」という知識があるからこそ、正しく笑える可能性があるわけです。地球の裏側がブラジルだと分かっていなければ、「地面に向かって叫んでいる人」として笑えるかもしれませんが、「なにを言っているんだ」とチンプンカンプンになる人のほうが多いことでしょう。

笑点や落語なんてわかりやすい例です。特に笑点では、誰もがわかる面白い大喜利で笑わせてくれることもありますが、思わず「ウーム」とうなってしまう面白い回答もあれば、意味が分かるからこそ笑える知的な笑いも織り交ぜられています。落語も、文脈をきちんと理解したうえで、「こういう勘違いをしているんだ」と理解できなければ笑えるものも笑えません。

笑いには、知識がなく面白いものと、知識があってこそ面白いものがあります。知識があるほど人生に笑いが増えるわけです。

こんな話を今度生徒にしてみます。

今後の予定

5月12日(水) バーベル戦略
5月13日(木

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