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こじらせキョウコ 幼少期編

私には年子の兄がいる
天真爛漫 元気いっぱい 活発に動き回る 兄タカヒロ
それとは対照的に
消極的で 口数が少なく おとなしい 私


兄は、家の中でも外でも元気いっぱい
大きな声で歌ったり笑ったり 飛び跳ねたり 走り回ったりする


 
ケガをさせてはいけない!と過敏になっていた母は
「動かないで」とか「じっとして」とか「静かにして」とか
事あるごとに言っていたのだろう


それらの言葉は兄には届かず、
傍らで聞いていた純真無垢な私にインプットされてしまった🤣


その影響は大きく
小学校6年間『もっと積極的になりましょう』と通知表に書かれるほど
『手を上げて発表することができない』
『目立つのがキライ』
『人の輪に自分から入っていけない』
そんな子供になっていた


37才のときに交流分析というコミュニケーション理論を学ぶと
それは『人生脚本』と言われるものであることを知った
『人生脚本とは、人生早期に親の影響で発達し、
現在も進行中のプログラムを言い、個人の人生の最も重要な場面で、
どう行動するかを決定づけるものである』


そうなのである
いざという時に『動かず、押し黙る』
アキラとの結婚を前提としたお付き合いの際も
大切な曲面で押し黙っていたのかもしれない

だってそれがよい子の証


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