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婚姻届の提出直後に思い出した指輪の件

時間はちょうど 9月6日の幕が開けたころ
区役所はもちろん閉まっている
なので、守衛さんに『婚姻届』を渡して終わり


守衛さんは「確かにお預かりしました」と言ってくれた


車に乗り込んだ後に
「『おめでとうございます!』とかは言わないんだね」とか
「本当に受理されて手続きしてくれるのかね~?」とか
なんとも色っぽくもない 感激やら感動もない会話をしていた私たち


そんなときに ふと気がついたキョウコ
そういえば・・・結婚指輪ってどうなったのだろう!?


私たちは本来であればその年の6月に結婚式をする予定だった
なので、結婚指輪も6月に出来上がるように注文していたんだよね~
その前に『京子の不安15ヶ条』を突きつけて破局しちゃったよな~


指輪は何処!?
アキラはどーしたのだろうか!?


ということで、指輪の行方を想像してみた


①アキラがお店に電話して、破棄してもらった
②お店に取りに行ったが アキラが捨てた
③お店に取りに行き 保管している


とワタシが妄想にふけっていると
「じゃーん」と言って 
結婚指輪が入った小さな手提げ袋を私に見せてきた


「結婚指輪をどーしようか迷ったんだけどね、
長崎の野母崎の海に捨てようかな~とかも考えたんだけどね、
いく時間もなかったし」なんて言う笑顔のアキラ


破局した後に どんな顔して指輪屋さんに行き
どんな会話をしたんだろう
そして、どんな気持ちで保管してくれてたのかな


なーんてことはキョウコ聞きません だってツンデレですから🤣
というワケで、無事に二人の薬指に装着された指輪


内側には二人でへぎ蕎麦を食べながら考えたメッセージが刻まれている
『かわいがり 愛情注ぐと 京子は笑顔』
『上手い肴 かわいい京子で 明は笑顔』



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