『やりたい』か『やりたくない』か?!

「今でしょ」のセリフでお馴染みになった某先生が
とある番組で言っていたことが印象深くて
新入社員研修の最後で使わせてもらうことがある


その番組は 高学歴だけどニートの方がたくさん集められて
その先生の授業を受ける という設定だった


ニートの方々は口々に
「やりたいこと しか やりたくない」
「やりたくないことは やりたくない」と言っていた


それに対して某先生は
「だから皆さんニートなんですよね」とズバッと言い放つ


続けて
『やりたい』『やりたくない』を横軸に
『できる』『できない』を縦軸にしたマトリクスを書き
自分の話をしてくれた

こんなマトリクス

予備校の先生のアルバイトを友達の代わりにやったらスゴく出来たこと
そうしたら 出版社から本を出しませんか と声がかかったこと
本なんか書きたくなかった けど 『受験』に関する本を出したら
予想以上に売れた!とのこと


コレは マトリクスの右上
予備校の講師としての仕事が得意でできる
けど、受験に関する本の出版はやりたくない・・・けど売れた


さらに その続きの話
本が売れたから 出版社の方が 次もぜひ! ということになり
今度は自分が書きたい内容で本を出版することができた!!
本のタイトルは『すし、うなぎ、天ぷら』
予想外に(!?)全く売れなかった とのこと


コレは マトリクスの左上


つまり 自分が『やりたいか』『やりたくないか』よりも
『求められているか』『ニーズがあるか』が大事とのこと


この話を引用して マトリクスもちゃっかり活用して
ワタシの贈る言葉はこんな感じで続ける


「皆さん 『やりたい』か『やりたくない』かの基準で言ったら
やりたい仕事の方が良いよね
やりたい仕事がしたい!と就職活動をして
この会社を選んで 入社できたかもしれない



けどね
会社には色々な仕事があって やりたくない仕事でもやる必要がある
だって それがあなた求められている仕事だから

皆は新入社員だから 最初はできないことばっかり だよね
教えてもらって 仕事を覚えていかなきゃいけない
やりたい やりたくないに関わらず
少しずつ 『できない』から『できる』を増やしていくことが大切


なんだけど 先輩や上司と比べると 
あまりにも仕事が出来なさ過ぎて 不甲斐ない自分に
焦ったり 悔しかったり 落ち込むことも たまにはあると思う


んでも 安心して!
先輩や上司だって新入社員の時が必ずあったからね
少しずつ 覚えて 仕事が出来るレベルになって 今があるから 


皆と同じプロセスをたどった そんな先輩や上司を頼りにして
少しずつ成長していけばOK!


なんてお話をして 新入社員の背中を押したりもするワタシ
兎にも角にも 頑張って欲しい ははごころ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?