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ローズステークス2023 〜回顧〜
2023/9/17(日)に開催されたローズステークスのレース回顧を記載していきます。
また、本記事は個人的見解を基に作成しており、実際の因果関係と異なる場合がございますことを予めご了承ください。
なお、レースの基本情報等は以下記事を参照ください。
1.はじめに
2023/9/17(日)に開催したローズステークスの各出走馬に対する自分の所感を残して、各出走馬の次走レースの予想に繋げるための備忘記事です。
2.レース結果
【順位】
🥇12番.マスクドディーヴァ
🥈5番.ブレイディヴェーグ
🥉10番.マラキナイア
[レースタイム]
全体:1:43.0
前半:57.3
[馬場コンディション]
馬場状態:良
クッション値:9.4
※クッション値については以下を参照
3.レース回顧
🔸ペース展開
ユリーシャが先手を奪うものの、セーヌドゥレーヴ・リサリサ・コンクシェルと激しい先行争いが起き、前半5F 57.3のペースでレースを展開し、道中5番手以内を進んだ競走馬が馬券内を確保できなかったことや当日前残りの傾向があったことからオーバーペースだったと推察。
🔸馬場状態
馬場の痛みは少なく先行有利の傾向にあった。
🔸本レースのポイント
ペース展開を予測し、以下にスムーズに4コーナー後の進路をとることができたかがポイントと感じる。
🔸全体を通して
当日のトラックバイアスやペース展開を鑑みたポジション取りの賜物と言える勝利と推察。
一方で当日の時計の出やすい馬場であったことやブレイディヴェーグおよびマラキナイアの展開次第では結果は違っていたと思うため、レコード決着だから「マスクドディーヴァは強い」と鵜呑みにするのは危険と感じる。
※ラファドゥラの斜行影響を受けていた。
個人的にはポタジェの大阪杯勝利のような会心の一撃だったと感じてます。
【当日の時計】
2歳未勝利 芝1400m(右) 1:21.2
2歳新馬 芝2000m(右) 2:01.2
3歳以上1勝クラス 芝1200m(右) 1:08.6
兵庫特別(2勝クラス) 芝2400m(右 外) 2:24.2
仲秋ステークス(3勝クラス) 芝1600m(右 外) 1:31.9
4.出走馬に対する所感
順位ごとに各馬の所感を記載。
1着.マスクドディーヴァ(6枠12番)
🔸道中のポジション
9番手
🔸勝因
「3.レース回顧」の「🔸全体を通して」の項を参照。
2着.5番ブレイディヴェーグ(3枠5番)
🔸道中のポジション
13番手
🔸敗因
以下要因によるロスの積み重ねが響いたと推察。
・出置れ
・4コーナー後のラファドゥラ斜行
ただし、多大なロスがあっても上がり最速で本順位を取れたことから1番強い内容だったと感じる。
3着.マラキナイア(5枠10番)
🔸道中のポジション
12番手
🔸敗因
道中内ラチ沿いをすすんだものの、4コーナー後のラファドゥラの斜行に影響を受け失速したことが要因と推察。
4着.アンリーロード(5枠9番)
🔸道中のポジション
16番手
🔸敗因
ハイペース展開読みで後方を進んだことは好騎乗だったものの、上位3頭に力が及ばなかったことが要因と推察。
5着.ココナッツブラウン(6枠11番)
🔸道中のポジション
6番手
🔸敗因
自身の競馬はできていたもののハイペース展開に巻き込まれた形ことや上位組に力が及ばなかった印象。
6着.フォーチュンコード (1枠1番)
🔸道中のポジション
11番手
🔸敗因
トラックバイアスも関係していると思うが終始最内を着いて本順位であることから力が足りなかったと推察。
7着.ラファドゥラ(3枠6番)
🔸道中のポジション
10番手
🔸敗因
4コーナー後の進路取りで斜行し、本順位であることから力が足りなかったと推察する。
8着.ソーダズリング(1枠2番)※today本命
🔸道中のポジション
5番手
🔸敗因
ハイペース展開を読めずに無理くり位置を取りに行った騎乗ミスではあるが、最内をついては本順位は力が足りなかったと推察する。
9着. セーヌドゥレーヴ(8枠17番)
🔸道中のポジション
3番手
🔸敗因
先頭を捕まえようと無理して先頭を追いかけようとした騎乗ミスと推察する。
10着.リサリサ(7枠13番)
🔸道中のポジション
2番手
🔸敗因
先頭を捕まえようと無理して先頭を追いかけようとした騎乗ミスと推察する。
11着.レミージュ(2枠3番)
🔸道中のポジション
8番手
🔸敗因
道中のポジションも悪くないことから、全体的に力が足りなかったと推察する。
12着.コンクシェル(7枠14番)
🔸道中のポジション
4番手
🔸敗因
先頭を捕まえようと無理して先頭を追いかけようとした騎乗ミスと推察する。
13着.アリスヴェリテ(2枠4番)
🔸道中のポジション
13番手
🔸敗因
全体的に力が足りなかったと推察する。
14着.ラヴェル(4枠8番)
🔸道中のポジション
7番手
🔸敗因
ペース展開に巻き込まれた感は否めないが、全体的に力が足りなかったと推察する。
15着.ブライトジュエリー(8枠15番)
🔸道中のポジション
13番手
🔸敗因
ペース展開から恩恵はあったものの、全体的に力が足りなかったため本順位になったと推察する。
16着.トリオンファルマン(8枠16番)
🔸道中のポジション
17番手
🔸敗因
ペース展開から恩恵はあったものの、全体的に力が足りなかったため本順位になったと推察する。
17着.ユリーシャ(1枠1番)
🔸道中のポジション
1番手
🔸敗因
オーバーペースを演出したことから明らかな騎乗ミスと推察する。
→競りかける馬が多なったことや陣営の指示ということもあり、同情する余地はあるが