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スプリンターズステークス 考察1 〜枠順決定前見解〜
2023/10/1(日)に開催されるスプリンターズステークス(以降はスプリンターズS)について枠順発表前の考察を記載していきます。
なお、出走馬に関する記述は5、6に記載しておりますので出走馬に関する記述のみ確認を希望される方は目次より該当項をタップください。
また、本記事は個人的見解を基に作成しており、実際の因果関係と異なる場合がございますことを予めご了承ください。
1.はじめに
スプリンターズSとは毎年中山競馬場で行われる競馬競争となり、レース概要は以下の通りとなります。
なお、競馬場改修などで開催馬場が変わる場合があります。
🔸レース概要
グレード:G1
条件:サラ系3歳以上オープン(国際)(指)定量
距離:芝1200m(右 外)
🔸コース詳細
おむすび型の外回りコースを使用。向正面入口付近の坂の頂上がスタート地点で、スタートから最後の直線途中まで高低差約4.5mの下り坂が続く。向正面は約275mで、その後の3コーナーのカーブは非常に緩やか。直線は約310mとローカル場並みに短いが、ゴール前に高低差2.4mの急坂がある。
※netkeibaより引用
個人的見解となるが過去10年で逃げ切りでの勝利がないことや開幕最終週ということもあり、トラックバイアスを読んだコース選択や以下に末脚を温存するかが重要と感じる。
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2.本レースの位置付けについて
秋に開催される最初のG1競争となり、名の通り秋季のスプリンターの頂点を決めるレースとなる。
凱旋門賞(G1)とも日程が重なるため、G1常連じゃないジョッキーに騎乗チャンスが訪れやすいレースでもある。
3.出走馬傾向
主にスプリント戦を中心にレース選択をしてきた競走馬が集まる。
春のスプリントおよびマイルのG1実績馬の活躍が目立つ一方で該当馬がいない場合は夏の上がり馬の活躍が目立つ。
4.レース傾向
本レースの過去10年の平均ラップは前半5F 33.3となり、1200m戦ということもあり、ハイペースよりの傾向にあると感じる。
そのため、3番手〜10番手以内を進みいかにトラックバイアスの恩恵を受けれるポジションを取った馬が有利になると感じる。
5.出走予定の上位人気馬に関する考察
競馬サイト「netkeiba」の想定オッズ上位5頭の個人的見解を記載。
🔸 ナムラクレア
【ストロングポイント】
・スプリント重賞4勝
・重馬場適正(2.1.0.0)
→関東圏で雨の可能性あり
【考慮するポイント】
・鞍上浜中俊騎手
①レース運びや4角後の進路選択に難がある
②前年度スプリンターズSにて4角経過後大外を回しとんでもない距離ロスを生む騎乗ミスをして本馬を凡走させた(5着)
・中山適正
→前年度のスプリンターズSでは騎乗ミスがあったとはいえ、斤量53キロでの凡走(5着)は適正について不安視する
🔸ママコチャ
【ストロングポイント】
・鞍上川田将雅騎手
①スプリンターズSの経験値(1.2.1.5)
②鮫島克駿騎手からの乗り替わり
→陣営の本気度
・前走(北九州記念)で騎乗ミス&牝馬トップハンデ(55.5)での2着
【考慮するポイント】
・ターコイズS(中山 芝1600 3歳以上オープン)のレース内容
→騎乗ミスではあったが斤量53で凡走(5着)していることから中山適正に疑問視する
🔸アグリ
【ストロングポイント】
自在性
→セントウルステークスで後方から上がり最速(32.4)で2着確保するなどアドリブがきく存在といえる
【考慮するポイント】
・芝1200m成績(0.1.0.3)
・重馬場適正
→不良馬場の高松宮記念で凡走(7着)
※関東圏は当日雨の可能性あり
・中山未経験
・鞍上横山典弘騎手
→奇抜な作戦を採用し、届かない可能性(俗言うポツン)
🔸ジャスパークローネ
【ストロングポイント】
・目下芝1200mの重賞2連勝中
・中山相性(2.1.0.0)
【考慮するポイント】
・鞍上団野大成騎手
→リーディング上位ではあるが、中山経験が少ないことを懸念
・本年度6走目(3月から8月にかけて月一回出走)
→馬体の疲れを懸念
🔸モズメイメイ
【ストロングポイント】
・斤量
→3歳特典で54キロ
【考慮するポイント】
・北九州記念の内容
→距離ロスをするポジション取りをした騎乗ミスもあるが斤量54での凡走(10着)したことを不安視する
・中山未経験
6.注目馬
最も注目しているのは本年度の北九州記念を2着入線して本レースに臨むママコチャ🐎
牝馬トップハンデ(55.5)なのに終始外を回す騎乗ミスがあっても2着に入線した実力およびトップジョッキーに乗り替わりを実施した陣営の勝利のこだわりに注目してます。