富士ステークス2023 〜回顧〜
2023/10/21(土)に開催された富士ステークスのレース回顧を記載していきます。
また、本記事は個人的見解を基に作成しており、実際の因果関係と異なる場合がございますことを予めご了承ください。
なお、レースの基本情報等は以下記事を参照ください。
1.はじめに
当該レースの各出走馬に対する自分の所感を残して、各出走馬の次走レースの予想に繋げるための備忘記事です。
2.レース結果
【順位】
🥇6番.ナミュール
🥈9番.レッドモンレーヴ
🥉4番.ソーヴァリアント
[レースタイム]
全体:1:31.4
前半:34.0
[馬場コンディション]
馬場状態:良
クッション値:9.3
※クッション値については以下を参照
3.レース回顧
🔸ペース展開
ダノンタッチダウンが先手を奪い、前半3F 34.0のペースでレースを展開し、11着に沈んだことからハイペースであったと推察する。
🔸馬場状態
当日は2歳戦が中心だったとはいえ、本レース以外の芝レースでタイムが出ていないことから相当内側が痛んでいたと推察する。
→目視できる痛みも確認
🔸本レースのポイント
例年の東京マイル同様にいかに馬場状態のいい進路選択をし、4角を通過するかがポイントであったと推察する。
🔸全体を通して
以下がポイントであったと推察する。
①競走馬の東京適正
②騎手の経験値
🥇J.モレイラ
→香港トップ騎手
🥈横山和生
→関東所属騎手
🥉池添謙一
→重賞96勝(うちG1 27勝)
4.出走馬に対する所感
順位ごとに各馬の所感を記載。
1着.ナミュール(5枠6番)
🔸鞍上
J.モレイラ
🔸道中のポジション
8番手
🔸勝因
以下に起因すると推察する。
①騎乗技術
・道中のポジショニング
・仕掛けるタイミング
②安田記念以降の馬の立て直し
→調教内容はよく見えなかったため、いい放牧(外厩)を送れた
2着.レッドモンレーヴ(4枠7番)
🔸鞍上
横山和生
🔸道中のポジション
11番手
🔸敗因
斤量影響(58kg※トップハンデ)を考慮すると強い競馬であったが、惜しむらくはもう少し積極的なポジショニングでもよかったと推察する。
3着.ソーヴァリアント(4枠4番)
🔸鞍上
池添謙一
🔸道中のポジション
7番手
🔸敗因
絶妙なポジショニングでの会心の騎乗ではあったが勝ち馬との力量差(もしくは適正差)と推察する。
4着.イルーシヴパンサー(6枠7番)
🔸鞍上
岩田望来
🔸道中のポジション
4番手
🔸敗因
以下に起因すると推察する。
①勝ち馬との適正含む能力差
②騎乗ミス
→先行位置につける絶好の騎乗ではあったが、馬にベストなペースをで展開できなかったこと
5着.マテンロウオリオン(2枠2番)
🔸鞍上
田辺裕信
🔸道中のポジション
6番手
🔸敗因
以下に起因すると推察する。
①勝ち馬との適正含む能力差
②騎乗ミス
→終始内を回し、馬に負担をかけたことや4角通過後に進路を取れなかったこと
6着.エターナルタイム(3枠3番)
🔸鞍上
C.ルメール
🔸道中のポジション
3番手
🔸敗因
以下に起因すると推察する。
①勝ち馬との適正含む能力差
②騎乗ミス
→終始荒れてる内を回し、馬に負担をかけたこと
7着.ステラヴェローチェ(8枠12番)
🔸鞍上
M.デムーロ
🔸道中のポジション
3番手
🔸敗因
以下に起因すると推察する。
①勝ち馬との適正含む能力差
→故障明けも考慮
②騎乗ミス
→ペース配分を考慮せずダノンタッチダウンについて行ってしまったことに起因すると推察する
8着.タイムトゥヘヴン(7枠13番)
🔸鞍上
和田竜二
🔸道中のポジション
10番手
🔸敗因
勝ち馬との適正含む能力差と推察する。
→騎乗自体は東京マイルの乗り方ではあった
9着.ユニコーンライオン(1枠1番)
🔸鞍上
坂井瑠星
🔸道中のポジション
2番手
🔸敗因
以下に起因すると推察する。
①勝ち馬との能力差
②騎乗ミス
→終始荒れてる内を回し、馬に負担をかけたことに起因すると推察する
10着. ジャスティンスカイ(5枠5番)
🔸鞍上
戸崎圭太
🔸道中のポジション
7番手
🔸敗因
以下に起因すると推察する。
①勝ち馬との適正含む能力差
②当日のコンディション
→前走(米子S)より−10キロ
③休養明け
11着.ダノンタッチダウン(8枠11番)※単複購入
🔸鞍上
横山典弘
🔸道中のポジション
1番手
🔸敗因
以下に起因すると推察する。
①勝ち馬との適正含む能力差
②騎乗ミス
・陣営のオーダー無視(優馬では「末脚を活かす」と宣言)し、馬に負担のかかるポジショニングをしたこと
・ペース配分
12着.キラーアビリティ(7枠10番)
🔸鞍上
横山武史
🔸道中のポジション
12番手
🔸敗因
以下に起因すると推察する。
①勝ち馬との適正含む能力差
②休養明け
→放牧中(外厩)の調整失敗
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