富士S2023考察1 〜枠順決定前見解〜
2023/10/21(土)に開催される富士Sについて枠順発表前の考察を記載していきます。
なお、出走馬に関する記述は5、6に記載しておりますので出走馬に関する記述のみ確認を希望される方は目次より該当項をタップください。
また、本記事は個人的見解を基に作成しており、実際の因果関係と異なる場合がございますことを予めご了承ください。
1.はじめに
本レースは毎年東京競馬場で行われる競馬競争となり、レース概要は以下の通りとなります。
なお、競馬場改修などで開催馬場が変わる場合があります。
🔸レース概要
グレード:G2
条件:サラ系3歳以上オープン(国際)(指)別定
距離:芝1600m(左)
🔸コース詳細
直線は525.9m。向正面直線の右奥がスタート地点で、最初の3コーナーまでの距離は約542m(Aコース時)。3コーナー手前に高低差1.5mの上り坂、最後の直線途中に高低差2.1mの上り坂が設けられている。3~4コーナーは緩やかなカーブ。スピードのみならず、スタミナ・持続力も求められるコース。
※netkeibaより引用
個人的見解としては開催3週目に実施されることもあり、以下に外に出して早い上がりを繰り出せるかが鍵と感じる。
2.本レースの位置付けについて
秋に開催される3歳限定のG1競争で、シーズンを通して実施されるクラシック競争の最終戦となる。
3.出走馬傾向
マイルを主軸にレース選択をする競走馬が中心となる。
4.レース傾向
本レースの過去10年の平均ラップは前半3F 35.1となり、スローペースの傾向にある。
ただし、コースの特性なのか過去10年逃げ切った馬はおらず、道中8番手以下にポジションを取った馬が6勝している。
5.出走予定の上位人気馬に関する考察
競馬サイト「netkeiba」の想定オッズ上位5頭の個人的見解を記載。
🔸 ナミュール
【ストロングポイント】
①鞍上J.モレイラ騎手
→香港のトップジョッキー
【考慮するポイント】
①近2走の内容
→鞍上の騎乗ミスも起因するがヴィクトリアマイルおよび安田記念着外のため、適正を不安視する。
②東京新聞杯(3走前)
→近2走の内容から開幕週による恩恵の勝利と推察するため、開催の進んだ東京競馬場の適応が鍵と感じる。
🔸レッドモンレーヴ
【ストロングポイント】
①東京マイル成績(2.1.0.1)
→安田記念6着
②鞍上横山和生騎手
・継続騎乗
・コンビで京王杯SC(G2)優勝
【考慮するポイント】
①斤量影響(トップハンデ※58キロ)
②休養明け
→間隔の空いたダービー卿CTでは7着と凡走。(適正の可能性もあるが)
🔸エターナルタイム
【ストロングポイント】
①鞍上C.ルメール騎手
・今年度リーディング暫定2位
・コンビでの複勝率100%(3.0.1.0)
②東京マイル成績(3.0.0.1)
→横山武史による騎乗ミスで着外
③複勝率86%(4.1.1.1)
→東京6戦、新潟1戦
④血統
→ロードカナロア産駒(母父ハーツクライ)
⑤馬主サンデーレーシング
→ノーザンファーム天栄調整
【考慮するポイント】
①能力が数字でしか算出できない
→他出走馬との対戦がないため、比較データがなく未知数
②関屋記念回避
→見えないダメージがケアできているかが鍵と感じる。
🔸ステラヴェローチェ
【ストロングポイント】
1年7ヶ月におよぶ休養明けのため、なしとする。
【考慮するポイント】
長期休養明け
→情報非開示の1年7ヶ月にもおよぶ長期放牧(故障原因と推察する)
🔸イルーシヴパンサー
【ストロングポイント】
東京マイル成績(3.0.0.2)
【考慮するポイント】
鞍上岩田望来
・関西所属騎手
・今年度の安田記念(10着)
6.注目馬
最も注目しているのは鞍上C.ルメール騎手とのコンビで複勝率100%のエターナルタイム🐎
夏負けなどの不安な情報もありますが、サンデーレーシング(ノーザンファーム天栄)の調整力とトップジョッキーであるルメール騎手の手腕に期待です✌️
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