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オールカマー 考察1 〜枠順決定前見解〜

2023/9/24(日)に開催されるオールカマーについて枠順発表前の考察を記載していきます。

なお、出走馬に関する記述は5、6に記載しておりますので出走馬に関する記述のみ確認を希望される方は目次より該当項をタップください。

また、本記事は個人的見解を基に作成しており、実際の因果関係と異なる場合がございますことを予めご了承ください。

1.はじめに


オールカマーとは毎年中山競馬場で行われる競馬競争となり、レース概要は以下の通りとなります。

なお、競馬場改修などで開催馬場が変わる場合があります。

🔸レース概要

グレード:G2
条件:サラ系3歳以上オープン(国際)(指)別定
距離:芝2200m(右 外)

🔸コース詳細

おむすび型の外回りコースを使用。正面スタンド前の直線右端、2000m発走地点やや右からのスタートで、コースを1周強する。最初の1コーナーまでの距離は約432m(Aコース時)。コーナーは緩やか。直線は約310m。スタート後すぐとゴール前で二度急坂を経験するため、馬力・スタミナが要求される。
※netkeibaより引用

個人的見解となるがコース形状から以下に距離ロスを防ぎスタミナを温存することが攻略の鍵と考えるため内枠有利のように感じる。

2.本レースの位置付けについて


G1競争天皇賞(秋)のトライアルレースとなり、1着にのみ当該レースの有線出走権を獲得することが可能。
G2競争とゆうことや出走馬には出世する馬も多く秋初戦のレースとして選択されることが多い。

3.出走馬傾向


秋季G1競争出走を目指す実績馬や夏の上がり馬が出走する傾向にある。

🔸本レースに出走し、G1勝利した競走馬

🔻ジェラルディーナ
2022年に本レースを優勝し、同年のエリザベス女王杯を優勝。

🔻ウインマリリン
2021年に本レースを優勝し、香港ヴァーズを優勝。

🔻グローリーヴェイズ
2021年に本レースを3着入線し、同年の香港ヴァーズを優勝。

🔻レイデオロ
2018年に本レースを優勝し、同年の天皇賞(秋)を優勝。

🔻アルアイン
2018年に本レースを2着入線し、2019年の大阪杯を優勝。

🔻ショウナンパンドラ
2015年に本レースを優勝し、同年のジャパンカップを優勝。

2015年以降、G1実績馬が参戦することが多くレースレベルも上がってきたように感じる。

4.レース傾向


本レースの過去10年の平均ラップは前半5F 61.2となり、外回りの2200m戦ということもあり、スローペースの傾向にあると感じる。
そのため、8番手以内を進み距離ロスやスタミナを温存した馬が有利の印象。

5.出走予定の上位人気馬に関する考察


競馬サイト「netkeiba」の想定オッズ上位5頭の個人的見解を記載。

🔸 タイトルホルダー

【ストロングポイント】
・G1 3勝で実績最上位
・重賞経験豊富(メンバー最多出走)

【考慮するポイント】
・日経賞を2連勝しているものの、有馬記念は2連続で馬券内に入れていないことや勝利したG1ではめぼしい活躍馬がいないことから実力に疑念を持って考慮すべきと感じる。
※2022年の宝塚記念時のエフフォーリアはピークが過ぎていたと推察する。
・鞍上横山和生騎手
→落馬負傷からの復帰週の参戦となる

🔸ガイアフォース

【ストロングポイント】
・同コースで優勝経験あり(セントライト記念)
・上がりタイムがよくハイペース展開になった際に有利に働くと感じる
→本年度の安田記念を上がり33.2で4着

【考慮するポイント】
・本年度のAJCC5着後に陣営が能力を危惧し、マイルに転向させていること
→今回の距離延長はマイナスと感じている。
・鞍上西村淳也騎手
→関西所属の騎手のため、中山経験が少ないことを懸念

🔸ローシャムパーク

【ストロングポイント】
・鞍上C.ルメール騎手
・目下2連勝中
・中山成績(2.0.1.1)
・天栄仕上げ

【考慮するポイント】
・斤量増(前走56→57)
→57キロで勝利経験あり
・重賞経験が少ないため、未知数の部分があると感じる
→ただし、成績は1.0.10

🔸ジェラルディーナ

【ストロングポイント】
・G1馬(2022年エリザベス女王杯)
・前年度のオールカマー優勝
・重賞経験豊富

【考慮するポイント】
・鞍上団野大成騎手
→リーディング上位ではあるが、中山経験が少ないことを懸念
・直近の成績が振るわない

🔸ノースブリッジ

【ストロングポイント】
・同コースで優勝経験あり(AJCC)

【考慮するポイント】
・G1級のメンバーのいるレースで出走して結果を出せていないこと
・同型の戦法を取るタイトルホルダーが出走するため、ハイペース克服が鍵と感じる

6.注目馬


最も注目しているのは本年度の函館記念を優勝して本レースに臨むローシャムパーク🐎
2022/4/17に行われた中山競馬場で行われた山藤賞の競馬の内容や鞍上C.ルメール騎乗および天栄仕上げに期待してます。

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