新潟記念2023 考察1 〜枠順決定前見解〜
2023/9/3(日)に開催される新潟記念について枠順発表前の考察を記載していきます。
なお、出走馬に関する記述は5、6に記載しておりますので出走馬に関する記述のみ確認を希望される方は目次より該当項をタップください。
また、本記事は個人的見解を基に作成しており、実際の因果関係と異なる場合がございますことを予めご了承ください。
1.はじめに
新潟記念とは9月初頭に毎年新潟競馬場で行われる競馬競争となり、レース概要は以下の通りとなります。
なお、競馬場改修などで開催馬場が変わる場合があります。
🔸レース概要
グレード:G3
条件:サラ系3歳以上オープン(国際)(特指)ハンデ
距離:芝2000m (左 外)
2.本レースの位置付けについて
中央競馬のイベント「サマー2000シリーズ」の競走の一つであり、特段順位による優先出走権が得られるレース等はない。
3.出走馬傾向
主には夏の上がり馬(※)およびサマー2000シリーズのポイント稼ぎをすることを目的としている馬の出走がメインとなる。
また、夏とゆうこともあり有力馬の休養シーズンと被ることもあり、G1馬は回避する傾向にある。
🔸本レースに出走し、G1勝利した競走馬
🔻ブラストワンピース
2018年に本レースを優勝し、同年の有馬記念を優勝。
4.レース傾向
本レースの過去10年の平均ラップは前半5F59.5となり、開幕最終週とゆうこともありハイペースに対応できる馬やコースの傷んでない大外から差し切れる脚(好上がりタイム※33.5未満)を持つ馬が台頭しており、地力のある馬が活躍する印象。
※ハンデが見込まれない馬(軽量)は厳しい結果となる傾向
5.本年度出走予定の上位人気馬に関する考察
競馬サイト「netkeiba」の想定オッズ上位5頭を対象とし、todayの印象を記載。
🔸サリエラ
【ストロングポイント】
・5戦3勝(5戦とも馬券内)
・出走した4レース中でメンバー内上がり最速(最高32.9 東京芝2000m)
・天栄仕上げ
・鞍上ルメール騎手
→4戦手綱を取っており、本馬の特徴を把握していると考える。
【考慮するポイント】
・新潟コース
→新潟経験がないことや平坦コース巧者にどこまで太刀打ちできるか(東京と新潟では求められる能力が異なるため)
・牝馬トップハンデ(斤量55.5)
🔸ノッキングポイント
【ストロングポイント】
・天栄仕上げ
・3歳馬(斤量54)
【考慮するポイント】
・新潟コース
→サリエラの項を参照
・鞍上北村宏司騎手
→一戦しかコンビを組んでおらず、本馬の特徴を把握しているかが未知数
🔸プラダリア
【ストロングポイント】
・重賞勝利経験あり
→2022年青葉賞
【考慮するポイント】
・33.5未満の上がりタイムがないこと
・サリエラに後塵を期したこと
→ 23年目黒記念(東京 芝2500m 左)5着
🔸マイネルウィルトス
【ストロングポイント】
・スクリーンヒーロー産駒
→東京と高相性な印象
【考慮するポイント】
・年齢(馬齢7歳)
・脚部不安による長期休養明けの叩き2戦目(前走23年函館記念 4着)
🔸バラジ
【ストロングポイント】
・斤量恩恵(56)
【考慮するポイント】
・鞍上三浦皇成騎手
→騎乗能力に課題を感じるため(ポジショニングや進路確保など)
6.本年度出走予定の注目馬
最も注目しているのは全レース馬券内(5戦3勝)を確保しているサリエラ🐎
ハンデが牝馬トップ(斤量55.5)と見込まれているが能力はメンバー最上位と感じます。
馬券に絡むとして注目してるのはイクスプロージョン🐎
2023年関越S(OP 新潟芝2000m 左 外)優勝経験があり、新潟競馬場と高相性の戸崎圭太騎手を鞍上に迎えるため面白い存在と感じてます。
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