夢語り㉗

(単なる夢の記録)

デパートと学校を足したような巨大な建物で殺人事件が起こる(具体的な内容はわからない)。幼馴染のUと私は、事件の一部に関わっていて、二人で調べようとする。
事件の関係者の後をつけ、だだっ広い地下道を歩き回るうちに、その人物が壁にある隠し扉を通るところを目撃する。回転扉になっているのだ。
私たちは、事件の核心に触れる事実を知るひとりの男性に接触しようとする。その男性は顔の下半分が異様に曲がっていて、前から見ると輪郭がアルファベットのJみたいに見える。だが直接話を聞くより前に、男性は忽然と姿を消してしまう。私たちは彼が「消された」のだと確信する。恐ろしくなって地下道から逃げようと走るが。迷路のような地下道に迷いそうになる。しばらく逃げて隠し扉のある壁に行き当たったので、私たちは壁の向こうへ抜けた。扉のあちら側には双子らしき二人の女性が隠し扉を見張っていた。彼女らは私たちの登場に驚いたものの、すぐに通してくれた。

数日後、私は用があってデパートの近くまで外出する。怖くてデパートに近寄る気はなかったが、Uが複数の人間に囲まれてデパートへ入るのを見かけ、仕方なくその後をつける。私たちが事件を調べていることを知られたくないので、Uが疑われているなら私一人で探らなくてはと考える。

(1989年9月13日)

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