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とだパパの出産回想録 ③ とだ家長崎旅行へ
前回はこちらからどうぞー
さて兼ねてより計画しておりました長崎は佐世保への旅行。妊娠初期での飛行機が如何なもんかとかありましたが、助産院の院長さんからもokもらい無事フライトオンしました
実は人生2回目の飛行機とか色々ありましたがどーでもいいので本題へ。今回2泊3日かな?その中での目的地は2箇所。
まずは自然食かつ実に丁寧なお料理を提供されています「草月庵」さんへ
玄米を基本とした野菜と魚中心のお膳ですかね。本当に一つ一つ丁寧に下ごしらえされた和食で、これ食べてたら身体の中から綺麗になるんだろうなぁと思う優しいお味。ぜひ佐世保にいらした際にはご賞味あれ!
で、お次はこちらのアトリエさん?まで
優和の恵さんという書道家さんのアトリエ!とっても素敵な空間でした。なんか不思議な空気感を纏っているなぁとは感じていましたがくれぐれも私はどこのどなたなのか?何をされていて何をしに来たのか全く知りません。勿論初対面です。
どうやら嫁がセッションの予約をしていたようです。ですが何回も繰り返しますがどんな事するか分かりませんし、あくまで付き添いですよ私は。
約20畳くらいありそうな畳式の部屋に案内されました。サザエさんの波平の部屋みたいな雰囲気ですかね(伝わるかな?)そこに筆と硯を携えて正座している凛とした女性。恐らく恵さんなのでしょう。
初対面の恵さんにいきなりこんな事を言われます。
あなたのお母様が見えます。きっと今日はお母様と出会わせてくれたんでしょう。お伝えしたいのは、1人で頑張ってきてくれてありがとう、諦めずに死なずにいてくれてありがとうございますと言う事です。そのお陰で今日とだパパとも出会えました。
今奥様のお腹にいる子は勿論お二人の子ですが、とだパパが本当は子供の頃出会うはずだった命も連れて来てくれているようです。再会の巡り合わせが見えます。
とまぁ要約するとこんな感じで嫁のセッションでしたよね?とか一歩間違えると 突然何言ってんですか? となりそうなもんですが、それを聞いていた私は終始鳥肌が止まりません。
なぜなら私の家庭は父親の作った借金が原因で離婚しており多額の負債を背負ったまま女手一つで育ててくれたんです。途中明日暮らすお金も無くなって心中しようと考えていたんだそうです(この事は20歳くらいに知ったんですが)
私には妹がいますが、6歳程離れていて本当はその間に弟として産まれてくる筈だった命があったんです(この事は嫁にも話してなかったぐらい誰にも話してないんです)その時は赤ちゃんが忘れ物を取りに帰ったんだと。そう聞いてました。
あれ?お隣さんでしたっけ?とかそんな訳も無く只々その有無を言わせぬ佇まいと小手先の言葉では無い事がはっきり分かる口調に圧倒されました。率直になんでそんな事分かるんだ??こんな人が居るんだなぁと思ったわけです。
そして、、、この時の言葉は嘘偽りでもなんでも無くこれから先に起きるちょっとした奇跡の体験へと繋がるのでした。そのお話はこの回想録のもう少し後で書こうと思いますのでお待ちくださいね。
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とてもとても不思議な体験をした旅行でした。ここから暫くは順調に進んで行くのですが出産に伴い今回やりたい事がありました。それは「育休を取って産後は里帰りせずにお家で過ごす」事です。
次回はその辺のお話を書きたいと思います。ちょっと長くなりましたが最後まで読んで頂きありがとうございます。
セッションで書いてもらった優和の恵さんの書