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慶應義塾高校103年ぶりに甲子園ベスト4進出

塾高が103年ぶりに甲子園ベスト4進出を決めたのが2023年8月19日土曜日。翌20日に、40年ぶりの同窓会が日吉で行われた。
幸先がいいな、そんな気分。

40年前、慶應義塾大学は、日吉キャンパスと三田キャンパスに別れていた。日吉で最初の2年を過ごし、3年生から三田キャンパスへ移るのだ。ボクは部活を中心に日吉で過ごすことがかなり多かった。

1981年4月3日、入学式に慣れないスーツを着て日吉に行った。緊張していたのだろう、記憶にはあまり残っていない。

だけど、写真は残っている。

慶應義塾大学入学式1981年4月3日

卒業証書も行方不明なので、写真しかキロクは無い。二浪で二十歳のボク、新鮮味はほぼゼロ。浮かない顔つき、笑える。

入学式場入口にて、近くの方々は赤の他人

写真は10枚くらいあるが、笑顔は一枚も無い、なんて暗い青年だ(笑)…もしかしたら精一杯笑ったのがこの表情だったかも、しけた二十歳ですわ(笑)

写真を撮った場所は、どれも人の気配が無い所だ。宮崎出身の田舎者は、気後れしてついつい、片隅に行ってしまう…哀しい😆

誰もいないグラウンド横や人の少ない中庭や並木道、入学式の賑わいが絵に写らない片隅

入学式の賑わいはゼロ

そして、慶應慶應高校の階段とか…お〜い、大学の入学式だぞ〜笑

何故か高校の階段、意味不明 笑

41年も経つので、同じ場所で撮ってみたくなり、高校の階段へ。すると、大型バスが2台やって来た。中から制服姿の高校生たちが太鼓などを抱えて降りてきた。昨日の甲子園応援帰りだった。その中の1人に、昔の写真をみせて、同じ風に撮りたい旨を伝えたら、一瞬、驚いたような顔をして「ステキですね」と言いながら快諾してくれた。ステキって言葉が全く似合わないボクは照れながら階段に向かった。

1981年と2023年

ボクはお礼と共に「明日勝つといいですね」と言った。学生さんの笑顔はとても爽やかがった。

同窓会も盛り上がった。

40年ぶり

この同窓会のきっかけは、昨年、後輩の中川浩さんが亡くなったのがきっかけだ。8月20日は、中川さん61回目の誕生日なのだ。

君はいつも笑っていた

人が亡くなると悲しみでいっぱいになる。だけど新しい繋がりを運んでくれたりもする。正に、そんな一日だった。

現役の学生さんも4人、還暦前後のジジババ同窓会にわざわざ挨拶に来てくれた。

Keio Production 2023 の面々。
Rabbit Holeという戯曲を11/25に上演する。
4大という大学間のコンペティションだ。余談だが、現在TBSで放送中の日曜劇場VIVANTの飯田プロデューサーも4大出身者で、彼が入社して挨拶に来てくれてビックリしてから中数年経つ。頑張り屋だ。

素直で爽やかな青年たちだった。彼らとの交流も始まりそうだ。これも中川のおかげです。ありがとう。

次は決勝⚾️

慶應義塾高校は、準決勝で見事勝利した。
明日の決勝戦が楽しみでならない⚾️
107年ぶりの優勝🏆を祈念しつつ🙏

P. S.
入学時、写真を撮ってくれたのは居候させてもらっていた叔父。口うるさい人だったけれど、甥のボクを応援してくれていたはずだし、内心喜んでくれていたはずだ。でないと面倒くさくて色んな場所で記念写真など撮るはずがない。そんなキモチが老いた今ならよく分かる。ありがとうございました🙏

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