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レポ40:藍島港寄ノ浦D防波堤灯台(2019/9/26)

豊かな漁場に寄り添う地域猫が棲みつく「猫の島」は数多くありますが、今回は福岡県北九州市に属する藍島(あいのしま)にある、寄り添う白州灯台が目印の灯台を訪れます。

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年々その数を減らしている灯台を護るため、灯台病の記者が灯台訪問の魅力などをお伝えする『全国の灯台巡礼レポ』。灯台マニアの方のみならず、灯台のある風景を通じて地域の魅力を再発掘したり、地元の原風景を護りたいと願う地元の方々にも参考にして頂ければ幸いです。

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◼️レポ40:藍島港寄ノ浦D防波堤灯台(2019/9/26)

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福岡県北九州市に属する藍島(あいのしま)にはJR小倉駅から徒歩7分ほど、サッカースタジアムそばにある渡船場から船で渡ります。

 参考:小倉航路 > 時刻表

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藍島にはこの「こくら丸」で向かいます。観光客の他にも島民の方々が生活用品などを購入していて、船は「島民の足」となっている様子。

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港からは砂津(すなつ)導灯や砂津防波堤灯台が見えます。

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小倉航路は、藍島と同じ北九州市に属する福岡県の有人島で最小の馬島(うましま)にも途中寄ります。数百m隣の六連島は山口県下関市なので、ここが福岡県と山口県の県境です。

馬島にも防波堤灯台がお出迎えしてくれます。(離岸防波堤のため物理的に足下にたどり着けません)

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乗船客の入れ替えが終わったらすぐに藍島へ向かいます。来る途中もそうでしたが、関門海峡には灯浮標が数多く、プカプカ浮いています。

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藍島に近づいてきました。白州灯台が遠方に見えます。白州灯台には漁船をチャーターしていくしかないらしく、いずれ必ず行ってみたい灯台です。

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ほどなくして藍島港(本村港)に到着。これまた白の防波堤灯台がお出迎えです。

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藍島は北北西から南南東にかけて細長く延びた島ですが、山のような起伏は殆どなく、道のりはシンプルですので灯台を観に行くのは迷わないと思います。

とはいえ滞在時間が限られるので、一生懸命歩かなきゃいけません。

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もちろん、猫は沢山います。指定された場所以外での餌やりは禁止です。

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フェリー発着港である本村港には、本村南2防波堤灯台があります。

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本村港の防波堤からは、これから向かう寄瀬浦漁港が見えます。

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島にはコンビニのような食べ物や雑誌などを購買できるお店があります。お昼前から営業開始しますが、お昼休み中は施錠されるので注意です。

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島内では緑が生い茂った道路をひたすら歩きます。今回は千畳敷は断念して寄瀬浦漁港へ。

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寄瀬浦漁港は小さく閉じられた形状の港ですが、灯台を中心に様々な景観が見られます。

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たぶん一番白洲灯台の近くに迫れるのでは。この日は曇天でボヤッとしていましたが、晴れていれば白と黒の縞模様が鮮やかでしょうね。

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消波ブロックにフジツボのようなものがついていて、少しアートっぽくなっていました。

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この辺りは地層も独特の形状をしていますね。

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灯台のある防波堤には扉に「関係者以外立入禁止」の注意書きがあったんですが、鍵が開いていたのでコッソリお邪魔しました。

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灯台そのものは変哲のない防波堤灯台のデザインのようでした。

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時間がなくて駆け足でしたが、藍島を後にしました。次回は白州灯台に是非訪れてみたい。

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村上

年々その数を減らしている灯台を護るため、灯台を訪れる魅力などをお伝えするプロジェクト。灯台マニアの方のみならず、灯台のある風景を通じて地域の魅力を再発掘したり、地元の原風景を護りたいと願う方々の想いを大事にしていきたいです。