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2024年度 東京学生柔道体重別選手権大会
皆様、ご無沙汰しております。1年の竹﨑です。今回は、9/1に行われた体重別選手権に出場してまいりましたので、そのことについてブログを書かせていただきます。
今大会も、東大柔道部のメンバーは他大学のレベルの高い選手と当たることになりました。やはり特筆したいのは、石野さんの一勝です。私個人の感覚ですが、レベルの高い大会に出場すると、相手が現実よりもはるかに強く見えてしまうことがあります。そんな中でも果敢に攻め、確実に勝利を得にいった石野さんの勇姿は素晴らしかったと思います。試合前に「しっかり目に焼き付けておくんだぞ」と自信満々に言えるメンタルにも、見習いたいものがありますね。
また女子の試合では、広羽さんが東海大4年の選手から繰り出される寝技の攻めをしのぎきった所を特に挙げたいと思います。私は試合を見ていて、相手に関節技に入られた時に極まるかなと思ってしまったのですが、耐えに耐え続けて待てがかかった時には、東大柔道部としての寝技への矜持を感じずにはいれませんでした。一年として、学ぶものが大きかったと思います。
これらの試合によく表れているように、今大会では全員が簡単にやられることなく、何らかの爪痕を残して終われたのではないかと思います。試合前には、去年の同大会において相手の初撃で取られてしまうことが多かったことを受け、一定時間持ちこたえるという目標が提示されました。結果、全員が目標を達成することができました。体重別のようなハイレベルの戦いで目標を達成できるということは、たとえ目標設定が高くなくとも簡単なことではないと考えます。コツコツと積み重ねれば必ず強くなれるという東大柔道部の明るい未来を感じることができたとともに、このような素晴らしい経験を選手という一員として積ませていただいたことを非常に光栄に思います。
今回の試合では、2年の乾さん、北村さんが朝早くから選手の補助や動画の撮影を行ってくださいました。ありがとうございました。また、観客席から動画撮影や買い出しをしてくれた、1年生の皆さんもありがとうございました。特に、司令塔を務めた吉野さん(2年)の敏腕ぶりは、離れていても感じることができるほどでした。とても助かりました。さすが先輩です。
最後に、日頃よりお世話になっているOB、OGや関係者の皆様にも感謝申し上げて、この文章を締めさせていただきます。