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「何で私が応援部に?」吹奏楽団四年 もちづき
こんにちは、吹奏楽団4年のもちづきです🎺
これから自分のネガキャンをするので、もし入部を決めてくれている新入生がいたらあまり見ないで欲しいのですが、私が嫌いなものは「非効率」「無駄」「誰かにペースを合わせること」です。
もしこれに共感してくれて、入部を迷っている誰かがいるなら是非読んでいってください。
応援部吹奏楽団が行っている活動の中で、応援は正直誰が見ても必要かと言われたら全くそんなことはないですし、3パート合わせて60人以上いるような団体なので足並みを揃えなければなりません。(私のような性格でない限り気にならないと思いますが。)
このように私は明らかに応援部に向いている人間ではないのですが、4年生になっても好んで続けている理由を紹介します。
❶人と深く関われる
大学というのは、1人でいることがとても合理的な場所です。
高校までとは違い、集団行動を強いられることは無く、むしろ1人でいた方が有利です。
授業や学食で友達と一緒に座れる席を探す必要が無いですし、よく言われる試験対策なんかもシケプリドライブにアクセスできれば問題ありません笑
一方、応援部吹奏楽団は他の吹奏楽団体よりも人数が少なく、一人一人と関わる時間が多いので濃い人間関係が築けます。
また、チアリーダーズ・リーダー含め同期は21人で、こちらも丁度良くお互いを知ることができます。
上辺だけの人間関係が苦手な私にとっては、大学では普段1人で自由に過ごし、部活動がある日にはよく知る部員とコミュニケーションを取るというのがとても丁度良かったです。
❷意外にも応援に意味を見出すことは出来る
私はこんな性格をしているので「応援なんて何の意味があるんだよ笑」と思っている側の人間でした。
それでも何となく運動会各部の応援に行かせてもらっていると、毎回相手部の方々が我々の応援が力になっていると仰ってくださることに気づきました。
最初は口先だけかもしれないと疑っていたのですが、毎年多くの部活の応援に伺えているのは押し付けではなく、相手部の方々も応援部が使える場所を準備してくれたりと面倒を負ってでもリクエストを下さるからだと知り、本当に応援が力になることがあると今では信じています。
そもそも球場でなど屋外で楽器を吹くのは楽しいので、そこが何よりのモチベーションになっています。
❸ドリルが好き
応援部吹奏楽団は吹奏楽初心者が多く、楽器を始めるのに向いているとよく言うのですが、「楽器を続けたいけど何か新しいこともしてみたい!」という人にはドリルがおすすめです。
歩きながら楽器を吹くというのは体力的に大変ですし、歩きにもいろんなルールがありますが、運動神経の良さはあまり関係ないので私のようにスポーツをあまりしてこなかった吹奏楽経験者にはとても丁度良いのです。
自分の正確な歩きが隊形移動の一部となっているという感覚が本当に気持ち良くて大好きです。
私がドリルを好きなように、応援部吹奏楽団の部員たちは応援・演奏・ドリルの中で「好きな活動」があり、それをモチベに頑張っているのかなと思ったりもします。
以上のような感じで、私は色々と考えながらも応援部に在籍し続けています。
おそらく吹奏楽を続けてきた人の中には、応援部吹奏楽団の「応援部」の部分に抵抗を感じる人も多いんじゃないかなと思います。私もその一人です。
応援部は3パート一緒に活動していることもあり、どんな人でも受け入れられる土壌はあると私は感じていますし、意外と入ってみたら楽しいなんてことがあるかもしれません。
もし少しでも迷っているなら、是非一度体験しにきてみてください。
吹奏楽団四年 もちづき