48歳女、ちいかわグッズ20点を万引き 下らないニュースその52
そろそろ暖かくなって花粉が飛散し始める前に、Amazonで買いだめしている薬を飲み始めた今回のニュースはこちら。
「ちいかわ」グッズ入りの菓子ばかり20点を万引き…48歳無職の女逮捕「金を払いたくなかった」 札幌市北区
「おまけの中身が知りたくて――」…ってコト!?というのが第一印象。
他のニュースによると盗んだのはちいかわシールとのことですが、シールなんて売ってたっけ?カードの間違いじゃないのと思ったりするのですが、まあどちらでも良い話であります。
しかしこの女、48歳にもなって何がしたかったのでしょうか、こんなことで人生を棒にふるなんてバカバカしいじゃないかと呆れるのですが、冬の北海道は極寒の地なので生活困窮者は留置場なり刑務所なりにぶちこまれた方が暖が取れるだろうから合理的だし、
浜松の「おまけの中身事件」の犯人も逮捕時51歳であり、しかもよりによって讀賣のファンだったので、こりゃどっこいどっこいですな。
そういえば「おまけの中身が知りたくて」と「ライ麦畑でつかまえて」の語感が似ているとネット上にありましたが、言われてみれば確かに似ており、20年くらい前にピカソの落書きが表紙になっている『ライ麦畑でつかまえて』を読んでみたけど、ちっとも面白くなくてガッカリしたことを思い出しましたヮ。
※ちなみに読んだ理由はマーク・チャップマンがジョンレノン暗殺前に読んでいたと聞いたから。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか
これだけでは物足りないので、もう一つ北海道のニュース。
"おにぎり"1個を万引き…店員が通報 任意聴取で名前を聞かれ「アンドロイド…」 29歳女を逮捕 慎重に捜査 恵庭市
「慎重に捜査」というのはこの容疑者がキチガイだった場合、人権屋から因縁をつけられないための慎重でしょうか。警察も大変やな。
そういや以前札幌に行ったとき、駅前の通りで10人くらいが「アイヌの人権を守ろう」とか叫んでいたけど、その中にアイヌっぽい顔つきの人間が1人もいなかったのが印象的で、沖縄だけでなく北海道にもこんなのがおるんやと驚いたのでございました。
人権屋といえば、『新ナニワ金融道』に、左浴田佐助(さよくださすけ)というまさに「名は体を表す」人権屋が出てきますが、最後は仲間に裏切られソマリアへ売り飛ばされる羽目になっておりました。
このラストは「そんなに人権人権叫びたければ本当に人権のないソマリアに行ってこい」という作者なりのメッセージだと私は受け止めたのですが、
物語の中だけでなく実在する人権屋にも、そんなに人権人権騒ぎたければソマリアなりチベットなり新疆なりビルマなりウクライナなりに行ってこいやと思ってしまいますわ。
※ちなみに新ナニワ金融道で面白いのはやっぱり肉欲棒太郎の話。これほど名が体を表わさないキャラクターも珍しいわ。嫁さんも有能かつ人間の鑑やし。マンガ図書館Zとかの合法サイトで無料で読めるので皆も読もう。
以上、サブタイの通り本当は『ブレードランナー』の話をしたかったのだけど、毎度のことながら変な方向に脱線してしまったので、今回はここまで。